暖炉を設置していらっしゃるお宅では、
ここのところの寒さに、お手入れや薪の事やらで
慌てていらっしゃるのではないでしょうか。
平本君が、今年初めて暖炉を使い出される方のお宅で、
『火入れ』を行いました。


アメリカの暖炉は、設置の仕方さえ間違えなければ、
大変安全で、まさに『火を楽しむ』造りになっています。


シーズンオフの間は閉じているダンパーを開けます。
開け忘れたら大変な事になります。



薪と着火材はお客様が用意されていた物です。
着火材があれば、割りと火が点きやすいですね。

燃え出した木が、しばらく経つと真っ赤な炭の状態になります。
その炭が五徳の下に溜まれば、新たに加えた薪も
苦労なく燃えて、遠赤外線のほんわかとした暖かさが
お部屋中に伝わり出します。
情報によると、この写真の火の中にはアルミホイルで
包まれた「じゃがいも」が隠されているそうな・・。
時間は掛かりますが、ホコホコのジャガイモは最高です。
『火』を見つめていると、不思議と気持ちが集中すると言うか、
心が安定していく様な感じを覚えます。
「昔」と呼ばれるかなり長い間、『人』と『火』は生活の上で
直結していたので、ほとんど火を使わなくなくなった今でも
DNAの中には『火』が宿っているのでしょう。
暖かさはもちろんですが、人が火の周りに集まる理由は、
そういうところにもあるんじゃないかとも思います。
僕の家にも暖炉があります。
忙しさに追われて、今年はまだ手が出せてませんが、
写真を見てて早く点けたくなりました。
福田 聡