英語のタイトルが正しいかどうかは置いておいて、
知っておけばいい・・と言うよりも、
是非知っておいて頂きたいトラブルです。
輸入のガレージドア。
「閉めようとしても、少し下がってすぐ戻る・・」
つまり、閉まらないので何とかして欲しいという
連絡です。
この動きの場合、原因は大方決まっています。
ガレージドアには、降りる時に何か障害物があれば
降りて来ないように制御するための
センサーが必ず付いています。
人や車を守るための安全装置です。
今回のようなSOSの場合、
そのセンサーの前に何か物がある、もしくは
センサーが傾いているなどが多く、
その原因さえ取り除けば、大体正常に戻ります。
「何かそんな風な事ありませんか?」
尋ねるものの、そんな事はないようで、
お出掛けのご様子でもあるので、行く事にしました。
確かに障害物はありません。
・・が、
ある意味、もの凄い障害物がありました。
よく見ると、赤外線が発射されるレンズの前に
蜘蛛の糸が張っており、その糸にゴミが付いています。
なるほど。
こりゃ分かりにくい・・。
ゴミを外して、レンズを掃除しただけで、
ガレージドアは正常に動き出しました。
せっかくなので、必要な各所にグリスを噴いて、
メンテナンス完了。
知っていれば・・
そう、とても簡単なトラブルなのです。
福田 聡