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福田聡の輸入住宅修繕日記

金属には油を・・

Kwikset(クイックセット)社のノブと鍵です。



CIMG9054.JPG

クリニックのエントランスで使われている
この「コモンウェルス(商品名)」。

頻度の高い開閉で、
少し傾いてしまっています。


一日に何度の開閉があるでしょう。

例えば、年間260日開けていて、
一日100回の開閉ががるとしたら、26万回。

実は、4~5年前、一度部品の「スプリング」を
交換した事があります。



CIMG9058.JPG

外した段階で、黒い粉がたくさん落ちて来ました。
バネと擦れる金属部分から出る粉です。

以前と違って、金属部分の磨耗がひどく、
今回は本体の交換が必要なようです。



CIMG9060.JPG

CIMG9063.JPG

本来は、跳ねの勢いも強く、
綺麗に水平を保った姿なのです。

もちろん「キーキー」いっていた
擦れ音も無くなり、患者さんも気持ち良く
ドアが開けられます。




CIMG8813.JPG

CIMG8815.JPG

もうひとつ・・

立派なドアの鍵です。



CIMG8816.JPG

ある日、普段と変わらずキーを回すと、
シリンダーごと抜けてきました。

こちらは新築後初めての事なので
ビックリ。



CIMG8817.JPG

鍵穴を覗いてみると、
シリンダー棒が外れてしまっているようです。

これも交換。



CIMG8820.JPG

鍵は、現在使用中の物の方が便利が良い
という事なので、
シリンダーの組み換えが出来る
「スマートキー」を取り寄せますが、
取り合えず在庫の鍵を仮付け。

防犯は保たれました。




二案件とも、
よくご紹介する金属の磨耗による現象。

そして、その度に書きますが、
注油さえしっかりやっていれば・・


いや、最初の分は
分解してまでの注油は無理ですね。



呼んで下さい。



福田 聡

ガラリ

手作りしようとしたら、結構手がかかるんです。



CIMG9296.JPG

木で作る『ガラリ』。

ガラリは、ブラインドの固定型・・
とでも言いましょうか、
目隠しが欲しいけど、完全には塞ぎたくない。
なおかつ通風は欲しい。

そんな時に重宝する一品です。


ホームセンターなどにパネル状にして
売っていますが、
使い方によってはこれで十分。

便利に使えますよね。




CIMG9295.JPG

ちょっと前までは庭仕事。
先日はガラス屋さんをやっていたうちの大工さん。

やっと本業に戻りました。


あるお宅から依頼を受けた、
これから出来るお隣からプライベートを守るための
窓に取り付ける「目隠し」作りです。



CIMG9301.JPG

CIMG9302.JPG

CIMG9300.JPG

加工も終わり、色も着け、
あとは現地に取り付けに行くばかり。




「格好良く目隠しを・・」

ご要望に叶う姿になるでしょう。



福田 聡

本当の原因

事故原因の詳細が明らかになるにつれ、
やはり「どうして・・」という
思いが強くなる。



昨日朝、唐突に起こったトンネル事故。

そこを利用する人・・
そして、まさに今回犠牲になった人達にとっては、
「唐突」以外の何者でもない“予想だにしない事故”のはず。



「ボルトとの接合部分のコンクリート自体が経年劣化」

一部の報道ではあるが、
ボルト自体に錆や腐食は無く、
その取付け部からボルトが抜け落ちていたようだ。

これが本当の原因なら、絶望的だと思う。


つまり、躯体そのものが劣化しているという事。


もちろん、トンネルとしての耐性や構造を考えると、
それ自体が崩落するような劣化ではないだろうが、
少なくとも、今現在吊り下がっている
あらゆる重量物は危険だろうし、
今後新たに取り付ける事も出来ないはず。

つまり、新しいトンネルで見られるような
筒状の送風機も取り付けられないという事。


それでも、換気が必要だから・・
と言う事で、そういった物を取り付けるとしたら、
計算上良しとする人は、今回のように
35年経った後でも責任が持てる
判断をして欲しい。




もうひとつ・・

どうして『アンカーボルト』だったのだろう。

吊り下げであれば、例え建造時の強度が
数字上クリアーしていても、
常に荷重の負荷が掛かっている状態。

そこに風や振動が加わるとしたら、
感覚的に言っても、下から支える物がないと
経年には耐えられないのではないだろうか。

ましてや、施工上の精度、と言うよりも
「やり易さ」からなのか、
接着式の打ち込みアンカーだという話。


桁と梁で天井板用の躯体を組めなかったのだろうか。


そこには、高度経済成長期の
ローコストとスピード優先の危うい選択が
あったのではないかと思う。





当時の設計者や技術者は、
予測していたのではないか。

国家事業に関わるような
優秀な設計士と建築士なら・・。

このコンクリートの劣化と
アンカーボルトの危険性を。




建築には、規模が大きかろうと小さかろうと、
『安全』に替えられるものはないと
自ら携わっていて、そう思う。


9人の方のご冥福をお祈りします。



福田 聡
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