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福田聡の輸入住宅修繕日記

通気ガラリ

久々の職人技です。



R0013819.JPG

R0013814.JPG

見ての通り、うちの大工さんが
木製の『ガラリ』を作っています。

既製品ではよく見る『ガラリ』ですが、
これを手製で作るとなると、結構な手が要ります。


大量生産するわけではないので、専用に作った定規などが
あるわけでなく、ひとつひとつ墨を入れながら、
同じ角度で羽根になる材料を納めていきます。



R0013817.JPG

CIMG3209.JPG

綺麗に出来上がりました。




この『ガラリ』を何に使うのかと言うと・・


110308高橋邸諸々工事図面.jpg

ドアの上に開口を開け、通気を取るために
このガラリをはめ殺します。



セントラルエアコンを使うこのお宅では、室内の空気を
吸い込む「リターングリル」と呼ばれている
吸い込み口があるエリアと、一部のエリアがドアを
挟んで別エリアになっています。

そのため、部屋の空気はドア下や、ほんの隙間からの
流通になってしまい、空気抵抗でドアの開閉が
重かったり、締まる時にとんでもない勢いだったり・・

小さなお子さんがいらっしゃる中で、様々な支障が
出ています。



そこで、ドアを外せるわけでもないので
ドア上に開口を設ける事にしたという訳です。



「・・・。」 


最初から必要なものでした。




心地良いセントラルエアコンなだけに、
是非こういうストレスは
取り除きたいですね。



福田 聡

よかった・・。

「シーリングファンが落ちたんです!!」


あまりにも衝撃的な連絡でした。

3年前にご新築されたお宅からの一報です。


よくよくお話しを聞くと、理由は不明ながら
2つに分かれた状態で外れたシーリングファンは、
電気配線だけでぶら下がっていたそうです。

慌ててご主人が、ぶら下がったファンを
付け直そうとしていたら、電線が切れてとうとう
完全に外れたのだそう・・。



CIMG3190.JPG

CIMG3191.JPG

今日、現地に赴いてみたところ、こういう状況でした。


CIMG3192.JPG

CIMG3198.JPG

どうやら、吊下げの延長棒とねじ込みで繋がる
部分が外れているようです。



CIMG3199.JPG

よく見ると、ねじ込みで繋いだ所をその後動かないように
固めるためのビスが締め込まれていなかったようです・・。

そのため、ファンが回って振動が起こると、
下に掛かる力で、少しずつ、少しずつ、
ねじ込みが緩んでいったのでしょう。

3年掛けて・・。



CIMG3194.JPG

シーリングファンを着けたり直したりするには
品物の重量の事があるので、足場を組む方が安全です。


CIMG3201.JPG

結線をして、



CIMG3204.JPG

しっかり取り付け直しました。



CIMG3206.JPG

『まず落ちるような事は有り得ない』

もちろん、そういう状態で取り付け直しました。




それにしても・・

最悪の事態を想像しただけで、背筋が冷たくなります。


「被害が無くて、本当に良かった・・。」




取り付けのメカニズムをよく知る者として、
このシーリングファンが「落ちる」なんていう事は、
絶対にあってはならないし、有り得ない・・
そういう取り付け方になっています。


今回の件を見るに、人為的な部分で
間違いなく相当低い確率ではありますが
「有り得なくは無い」事を学習しました。


使う頻度にもよりますが、同じ原因があるとして
落ちてしまうのに取り付け後3年程要します。
(此の度のオーナーさんには、サンプル事案にする失礼を
お詫び申し上げます)


逆に言うと、それ以上の年月が経っているお宅では
この原因については、心配ないと言えるかと思います。




ご不安な要素があれば、
点検する事をお奨めします。



福田 聡

発電

先日、太陽光発電システムを導入して頂いたお宅に、
補助金の書類の用事と併せて、その後の発電の状態を
伺いたくて、訪ねてみました。



CIMG3188.JPG

屋根に『MITSUBISHI』のロゴが光っています。

(そう言えば、最近TVで、三菱を始め各電機メーカーの
太陽光発電システムのCMが増えたような気がします)


発電状況や詳細は、平本君がブログで伝えてくれると
思いますが、オーナーさんと話しをしていて
印象深かった事がありました。



一緒に“エコTV”(テレビで発電状態が見れるシステム)を見ながら・・


御主人曰く「だま~ってこいば見ながら、点いとる電気ば消すとさね・・」

奥様曰く「自分の所で作っている電気と思ったら、大切に使わなきゃと
     思って・・」



モニターに見える「消費電力量」と「発電電力量」を見ていたら
確かにこんな感じ方になって来ると思います。




「(九電からの)明細が楽しみですね」


僕が投げかけた言葉に、お二人は笑顔で「そうね」の一言だけでした。

もちろん、打ち合わせの段階では、余剰電力の買電システムや
その単価の事など、興味を持って聞いて頂いていましたが、
あくまで知識としての事でしょう。

今お二人が興味を持って見ていらっしゃるのは
発電と消費の電力量(kw)の数字のみ。


純粋に、発電と節電を楽しんでいらっしゃるんだ・・。



ご主人が、打ち合わせ段階で仰っていた、

「今、システムを付ける事が出来る人達が付ければ、大きな節電
 になる。だから自分は付ける。」

そんなお話しが思い出されます。






「節電の夏」と騒がれています。

だから原子力・・ という電力会社の論理には、到底賛成し兼ねますが、
原子力ではない力で発電すると考えたら、原子力を可動させない
ための節電として、これは取り組む必要があると思います。



ひとつ政治の話しに踏み込んで・・


管首相が3つの法案が通らないと辞めないと言っています。

この人が意地を通して突き進むのは、首相になって初めてでは
ないでしょうか。


その「意地」に賛同します。


復興と公債の法案は言わずもがな・・

『再生エネルギー法』の提出だけではなく、通すまでやって頂きたい。

一本釣りとか何とか、色んな事があっていますが、
『どんな手を使ってでも』通して貰いたい。



そうでないと、自然エネルギーは原子力に揉み消されてしまいます。

今の流れを見ていると、それ位、電力会社の既得権益は大きいし
電力会社に頭が上がらないほど、利益供与を受けている人が
どの業界にも多すぎます。

今、このチャンスで何もかもかなぐり捨てるつもりで押し通さないと
日本の自然エネルギーは、二度と舞台に上がって来ない気がします。


菅さん、不純な心が入っていても構いません。

最終的に国民に問うても構いません。


とにかく、電力会社の論理で「日本」のエネルギー政策が
左右される事を変える道筋をつけて下さい。


電力の供給を一つしかない民間会社から受けるしかなく、、
それをボイコットする事すら出来ない国民の意見を
しっかり検討出来る場を設けるためにも、
ここは踏ん張りどころです。

あなたが出来なかったら、もう誰も出来ません。

誰も、頭が上がらないはずです。




CIMG3189.JPG

個人個人で取り組む事が、お金の事じゃなく
本当に必要な事として生きてくる
エネルギー政策が欲しいものです。




福田 聡
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