前職で嫌と言うほど組み立てて来た“輸入キャビネット”の
施工経験が生かせます。
今回依頼を受けて据え付けたのは、札幌に本社を置く
「株式会社インパクト」という会社の商品で、お付き合いを
頂いている輸入建材商社よりの注文でした。
![DSCN7289.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20100201210127_m.jpg)
![DSCN7288.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20100201210141_m.jpg)
『GENUINE』と名付けられたこのキャビネットは
アメリカやカナダのキャビネットの大きな特徴とも言える
“天然素材”にこだわっているようで、メイプル(楓)や
バーチ(樺)、ウォルナット(胡桃)やオーク(樫)、パイン
(マツ)など、家具の素材に相応しい様々な樹種を使って
オリジナルの商品を作っています。
![CIMG3139.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20100201211212_m.jpg)
![CIMG3140.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20100201211222_m.jpg)
厳重に梱包して送られたキャビネットを箱から出します。
![CIMG3146.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20100201211313_m.jpg)
![CIMG3144.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20100201211321_m.jpg)
図面に添って配置して行きます。
器具の事や全体の納まりを見ながら、図面の寸法を確認
しつつ固定していきます。
![CIMG3152.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20100201211519_m.jpg)
![CIMG3161.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20100201211530_m.jpg)
![CIMG3165.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20100201211544_m.jpg)
輸入キャビネットのように、基本はあらゆる部材、例えば
カウンターやシンクやフォーセットなどに選択できる品は
多いようですが、ひと通り組み合わせ推奨品をカタログ内に
用意してあるようです。
これは、オーダー家具的なキャビネット作りに日本的な
システムキッチンの要素も加わっていて、悩みながらも
選びやすいという親切な提案だと思います。
![CIMG3167.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20100201212257_m.jpg)
そんなラインアップの中から、今回は人造大理石のワーク
トップが選択されていて、取り付けを行いました。
比較的長いカウンターなので継ぎ手があり、1日目の今日は
継ぎ手用の材料を塗りつけています。
明日、乾いていたらハツリと研磨の作業と続きます。
木の風合いが素敵なキャビネット。
真っ白で彫りの造型が美しいキャビネット。
キャビネットを、キッチンやヴァニティーの道具として
作るのではなく、気に入った家具として作ったら
きっとそこに佇む事が仕事や作業ではなく
楽しいひと時になる事でしょう。
福田 聡