2010-09-02 (14 years ago)
どうという光景ではないのですが
あまり見る光景でもないので
思わず立ち止まってしまいました。
道路拡張に伴って
解体されているビル・・。
多くのビル解体現場は、養生してあって
その様子は見にくいわけですが
重機がビルの中に入り、上に上がって
上から順次崩していくというのが
よく見る解体のしかたです。
このビルは、奥に見えるとんでもなく腕の
長いユンボで、全て下から作業をしている
ようです。
どうやら、少々古いビルで、重機を上に
上げる強度がないのだそう・・。
それにしても、8階建てのビルのその一番
上に手を伸ばして、ガリガリ壊していくなんて
見慣れない僕らにとったら
「人間ってのは・・」と
その思考と実際に機械がある事に
感心しきりです。
その解体途中の建物がある風景が
テレビで見る長崎の『軍艦島』のように
見えたのも、立ち止まった理由なのでした。
福田 聡
2010-09-01 (14 years ago)
色んな「瑕疵」が重なるところに
負の現象は発生します。
例えば・・
「何らかの原因で、外気が構造内に入って来る。」
↓
「入って来た箇所が接する部屋は、必要上かなり
温度を下げていなければならない。」
↓
「断熱材は施されているものの、その部屋を断熱
する目的としての正しい施され方がされていない。」
↓
「そこに来て、この猛暑と湿度・・」
ごく当たり前のように
『結露』が発生してしまいました。
天井下地の石膏ボードは、湿り気のため
上手に外す事が出来ず、バラバラで外すしか
ありません。
もちろん、外気が流入するという絶対的な
要因があるとしても
断熱材が、空間を遮る石膏ボードから離れて
隙間が開いていては、断熱材の役割をなしません。
上にあげた要因の中で、どれかひとつでも
良い状況があったなら
結露は発生していなかったかも知れません。
逆に言うと、これらの条件が揃った時の
負の現象の恐ろしさ・・
見えないところで始まるだけに
こまめに日頃の点検を行い
早期改善を図る事が
唯一の防止策と言えるでしょう。
(施工の良し悪しは論外として・・)
福田 聡
2010-08-31 (14 years ago)
照りつける太陽の下、夕立に怯えながら
サンルームの製作が進んでいます。
ウッドデッキの床板を外した後
上に乗る重量の事を考えて補強を入れていきます。
元々「CCA材(防腐加圧注入材)」が使われていますが
年を入れて防腐防虫の処理をします。
サンデッキ部分と違って、雨水が床下に落ちる事が
なくなるので、雨水が流入しないように
堰を作りました。
雨に濡れない床下は、芝刈り機やほうきなど
庭の道具が仕舞えるように、レンガを敷きました。
広い庭と、家を挟んで対角方向にある倉庫から
芝刈り機を運んでくる苦痛から逃れたいとの
たっての希望です。
現在、床下の前工事も終わり基本の柱が
立ちました。
この後、床の断熱と防湿を兼ねた
『FRP』の作業が始まります。
福田 聡