輸入住宅が呼び水になったと言っても
過言ではないと思います。
プレハブ住宅全盛の頃、『フローリング』という呼び名で、
合板に単板貼りという板の床材が流行りました。
それは、現在でも一般的な床材として普及しているわけですが、
北米型の輸入住宅が、厚みが19㎜もあるオーク(樫、楢)や
メープル(楓)などをごく当たり前に使用し出してから、
確かに住宅の『木』の床に対する意識が変わりました。
『無垢材』の良さが謳われ出したのです。
輸入住宅を建てている時、
そのSOLIDのウッドフロアがもたらしてくれる様々な効果を、
性能面、装飾面、色んな視点で熱く語ったものです。
そして、その手入れの事も・・。
オイル仕上げウッドフロア専用のワックスです。
オイル仕上げのウッドフロア自体が、今現在はなかなかレアな
品物ですが、私が言う『良い』輸入住宅が全盛の頃に使われていたのは
単板貼りでもなく、ウレタン仕上げでもなく・・『オイル仕上げ』。
歩けば歩くほど艶が出るという優れものなのですが、
強いて言うなら、水気に弱いという弱点。
この弱点を、このオイルワックスを塗り込んでいく事で解消します。
以前は、ごく普通に輸入出来ていました。
今は危険物扱いで、輸入するのに大変な手間とコストが掛かり、
非現実的な単価になってしまいます。
少し前に、取引先の協力もあって手に入れたオイルワックス。
残りが僅かになりました。
必要な方はご一報を・・。