そこには屋根が掛かっているという
イメージがあります。
もちろん、リアルタイムで見ていたわけでは
ありません。
時代劇などで刻まれたイメージですね。

うちのファクトリーで製作していたポンプ小屋が
出来上がり、現地で据え付けました。

御神霊の如く、鎮座なさっています。
ちょっと『お社』っぽくなっちゃいました。

『陰』が篭らない様に、南北に風が抜ける
開口を設けました。
風水的にこの方向に風を抜く事が
気を溜め込まず、良いのです。
・・私の作り話です。


屋根はグリーンのアスファルトシングルです。

ポンプを交換したり、ボーリングのやり直しが
必要な時のために、社・・いや、小屋は
ボルトを外せば屋根から上と壁部分と分けて
外せるように作りました。

「これでもか」の扉です。
相変わらず、手は抜きません。
何だかんだ冗談交じりで書きましたが
「ポンプを大事にしたい」「井戸に敬意を」という
気持ちを叶えられる立派な出来になったと思います。

運ぶ時の姿です。
お神輿ですね。
どうしても「おめでたさ」を感じずに要られない
お仕事でした。
福田 聡