2011-01-26 (14 years ago)
「ガラスを破られました・・」
頂いたお電話での話しでは、大きなガラス面を
持つ片開きのテラスドアが破られたそう・・。
唐津で営まれる病院のカバードポーチに出る
テラスドアのガラスが破られていました。
鍵の周辺が割られています。
確かにここを割れば、鍵は容易に開けられます。
バーナーで焼いた跡もあったそうですが
強化ガラスなので、バラバラに砕けています。
中に入った時点で、警備システムの赤外線センサーに
触れ、どうやら警報で逃走したようです。
「不幸中の幸い」
夜間は人が居なくなる医院専用の建物でしたし
上手く警報も効いてくれて、中を荒らされる
被害はありませんでした。
取り急ぎ、仮の復旧をしておきます。
ガラスをとってしまいます。
内側からガラス押えの枠を外して、複層ガラスの
スペーサーを形状通りで外しました。
格子も新しいガラスに入れ込むため
慎重に外して持ち帰ります。
見てくれは悪いですが、外したガラスのスペースに
ベニヤ板を入れ込みました。
新しいガラスの製作には少々時間を要します。
取り敢えず、こうしておけば安心です。
こちらの近辺では
最近盗っ人が多いらしいです。
でも、やり口と逃げ方を見たら
とてもプロとは思えませんよね。
「何もないのにね・・」
「でもカルテだけは勘弁して欲しい」
先生のツイートでした。
福田 聡
2011-01-25 (14 years ago)
アトリエ作りが“確実に”進んでいます。
あえて“確実に”と付けたのは
今日の写真ではあまり進んだように見えないので
進んでいる事を強調するためです。
床を貼り出しました。
今回の床の構成は、ある意味ウッドデッキの床に
近いので、構造と同じスプルス材を使いました。
ただ、細かい作業をするアトリエなので
何か物を落とした時に、床下に落ち込む隙間が
出来ないよう相決(あいじゃく)りで
組み合わせていきます。
これを現場で加工したので、建物の姿があまり
変わらない状態ながらも「確実に」進んでいる
と言うわけです。
綺麗な床になりました。
入れ込むために開けておいた開口から
創作用の机を入れました。
今までガレージの中に据えて使っていらっしゃった
机が、ほんの少しの加工だけで収まりました。
ちなみに、ドアの片方は開けない予定です。
元々あったテラス屋根の垂木を生かして
ランバーで垂木を伸ばします。
これで構造はほぼ出来上がりました。

「へえ、そう。」
カントクはひたすら遊んでます。
アトリエの名前は「chum(チャム)」
アトリエ作りを見守る猫ちゃんの名前です。
「仲良し、親友、同居する」といった
意味だそうです。
『“看板”にゃあ』になりそうですね。
福田 聡
2011-01-24 (14 years ago)
いつも見る度不思議に思います。
屋根材に出来た「割れ」や「欠損」・・。
自然に割れる事は考えにくいし
何かが飛んで来る可能性も、無いわけでは
ないでしょうが、想像し難いですよね。
鳥・・?
有り得るかな~???
いずれにしても、せっかく屋根足場まで掛けて
リニューアルをやっているので、この際
補修をやっておきます。
屋根材は、瓦にしても平板屋根にしても
下から貼り、上に被せながら登って行きます。
貼って、頭の方を釘止めし、そこに上の材料を
被せていくわけです。
なので、途中の屋根材を外そうとしたら、写真の
ような器具で釘を外さないと外れません。
何枚かを交換する時、補修した後の材料も大方は
釘止め出来るのですが、最後の1枚だけが
どうしても接着処理になります。
この箇所は、幸い棟板金の直下だったため
一旦板金をめくり上手く釘止め出来ました。
もちろん、どの屋根もルーフィングを貼った上に
屋根材が施されているので、割れや欠損イコール
直ちに雨漏れ、という事にはなりませんが
長年の事を考えると、雨水が入る事でルーフィングの
劣化に繋がるわけで、決して侮れません。
足場があるから出来る
大切なメンテナンスです。
福田 聡