
日曜日、月曜日の連休中に足場を掛けて
火曜日から輸入住宅のリニューアルが始まっています。
医院併用住宅ですが、なにせ大きい・・。
いつもお願いしている福岡の塗装屋さんに
出張してもらいましたが、頑張って毎日通っています。

大きくても手順は変わりません。
まずは高圧洗浄から開始です。

屋根の大きさだけ見てもゾッとします。



自然石で出来たテラスも、とてもナチュラルに
汚れています。
洗ったら元通り・・
ここは自然素材のいいところですね。





樋、軒、庇の妻、飾り物・・
白く塗るところを先に仕上ていきます。

こちらの外壁は、モルタル下地の弾性リシン
吹き付け仕上げです。
現在では外壁下地に通気胴縁を打って、構造体と
外壁仕上げの縁を切る工法が主流ですが
以前は構造に防水紙を貼って、ラスを張り
直接モルタルを塗りつけるやり方が主流でした。


この工法の場合、木材の動きにモルタルの硬性が
着いていかずクラックが入り、吹き付け仕上げも
一緒に割れてしまっているケースが多く見られます。



仕上げの塗装にひび割れが出ないように、リシンの
成形を模して補修材を塗っておきます。
新築後結構な時間が経っていますので、構造の動きに
伴うクラックは、もう止まっていると見ていいでしょう。
リニューアルは、ただ単にお化粧するだけでなく
長い間に痛めてしまった所を癒してあげる事も
ひとつの目的なのです。
福田 聡