ミルガード社のバランサー外し

先日『サーティンティード社のバランサー外し』という
題でご紹介した、小さな部品・・。

同じアメリカの樹脂サッシメーカー
『ミルガード社』のサッシも、
基本的に障子を外すメカニズムは同じです。



CIMG0768.JPG

取り付いている位置こそ、
サーティンティード社(S社)に比べると高い箇所にありますが、
爪を引き出してバランサーを引っ掛けて外す仕組みです。
ただ、材質はスチールで出来ており、
S社のプラスティックと比べると良さそうではあるのですが・・。



CIMG0766.JPG

長い間使っていると・・しかも浴室窓として・・
錆びて朽ちてしまっています。

前回も述べたように、こんなちっちゃな部品ですが、
これがないと窓のメンテナンスが出来ません。




CIMG0769.JPG

メンテナンスというのは、これ。
浴室で使っている窓のペアガラスの内部に
水(湿気)が入って、アルミで出来ているスペーサーが
腐食してしまっています。

外部からの水にはシールを兼ねたパッキンで
対応していますが、室内は押えているだけ。
内側のガラスは常に水滴が着く事を考えると、
適材適所ではないのかも知れません。



CIMG0764.JPG

CIMG0765.JPG

時々ご紹介しているように、
ガラスは米国より取り寄せて交換しました。


CIMG0774.JPG

外したガラスのスペーサーはボロボロです。



CIMG0778.JPG

交換完了。

ガラスの交換にあたって、今回は内側の押え縁の下に
シールを打っています。

結構効果があるものと期待しています。



交換作業に当たって、冒頭に書いた「爪」が無ければ
にっちもさっちも行かないところでした。



在庫があって良かった・・。




福田 聡

飾りガラスと塗装

ガラスひとつで・・
とは言っても、ある意味玄関ドアの主役。
その違いで、グッと品格が上がります。



CIMG0838.JPG

このドアの、ガラスを交換する事になりました。



CIMG0841.JPG

交換の理由はこれ。
エッチングのように見えるガラスの模様は、
実は複層ガラスの内側から
シールが貼られているもので、
どうやらそのシールが剥がれているようです。


CIMG0842.JPG

複層ガラスの内側だけに、こうなったら
修復のしようがありません。

ちょっと前にも、同じ様な現象でガラスを
交換した事がありますが、
どうやらこのタイプのガラスは
経年でこの現象が起こるようです。




CIMG0836.JPG

理由はともあれ、ガラスを交換するなんて事は
そうそうあるものではなく、
折角なので、真鍮の骨組みにカットガラスが
施された綺麗なタイプに替える事になりました。



CIMG0843.JPG

CIMG0844.JPG

メインドアのガラスは、両側から挟み込みの
ビス止めなので、簡単に外せます。



CIMG0845.JPG

しかし、残念ながらアールの大きさが
新しいガラスの方が大きく、
開口を広げる作業が必要になりました。



CIMG0849.JPG

まずは、メインドアのガラス交換完了。



CIMG0852.JPG

サイドライトのガラスは、メインドアのように
内外から押え縁で挟み込んでいるのではなく、
製作段階でガラスを組み込んでいるため、
新しいガラスの寸法で切り取りました。




CIMG0854.JPG

両側のサイドライトの取り替えも終わりました。



CIMG0886.JPG

そして塗装です。
新築の時に濃いグリーンで塗られたドアは、
所々に剥がれが見受けられるのと
チョーク現象も多少見られます。

せっかくガラスが綺麗になる事ですし、
この機会に塗り直しも受けたまわりました。



CIMG0838.JPG
Befor

CIMG0902.JPG
ガラス交換、塗装直し完了後

美しいですね。



CIMG0908.JPG

CIMG0904.JPG

アメリカのドアは、
基本的に「塗装」を伴います。

日本のドアのようにアルミの焼付け塗装なら
塗り直しの必要はないのでしょうけど、
劣化は否めません。
そして、塗ると・・変です。


ガラスの交換や塗装の塗り直しで蘇る
アメリカのドアは「メンテナンスが必要」という
言い方ではなく「メンテナンスすればいつまでも美しい」
という言い方が出来るのではないでしょうか。



何よりも、姿を見て「綺麗だな・・」
そう思える建材は、
なかなか国産メーカーにはありませんね。



福田 聡

エコアコールウッドへの確信

所用で訪ねたついでに
その後の状態を見てみました。



DSCN9059.JPG

IMG_0016.JPG

IMAGE_101.jpg

丁度3年前に製作して取り付けた
木製の看板。

素材は『エコアコールウッド』です。


写真で分かるように、完全に濡れっ放しになる事が
分かっている中、風合いを保って作るには
やはり「木製」である事は外せず、
かと言って下手な材料を使うと反ったり割れたり、
時間が経つと見る影も無い状態になります。


無公害な特殊な加工をした『エコアコールウッド』。
材木は、九州の伐採杉です。

腐らない、反らない、干割れしない・・
(全て「・・しにくい」とあえて言い直しておきます)
その性能を信じて、雨ざらしの場所に
しかも組んだ状態で据え付けました。





CIMG0909.JPG

期待通り、いや、期待以上に元気でした。

少々塗装が剥がれていますが、
もちろんこれは想定内。
タッチアップで済む程度です。



CIMG0912.JPG

腐食が始まりやすいのは、こういう箇所。
組んで水はけが悪い所から腐り出します。

しかし、全く問題なし。



CIMG0911.JPG

背側も青苔が生えているとは言え
問題なし。



CIMG0913.JPG

幅の広い板ですが、反りも皆無。




脱コンクリートの風潮と合わせて
「木」が見直されている昨今。

現地調達の木材で、大きな木造建築も作られています。


そんな時代の呼び声に応える『エコアコールウッド』が
大きく脚光を浴びる日も近いと期待しています。




福田 聡
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