2012-05-30 (11 years ago)
ケースメントもやられていました。
昨日ご紹介したお宅の
同じ南側に面したボウウインドウも、
ケースメントが1枚腐食していました。
下側の木部の腐食と合わせて
滑り出し用の金具もボロボロです。
幸い、ストックがあったので
問題なく交換出来ました。
またアメリカに注文しておかないと・・。
この型番が大事です。
腐食した下枠を外してしまいます。
相決(あいじゃく)りで組み込むように加工した
枠を組んで、固定します。
色を着けて金具をつければ完了。
おきまりの修繕ですが、
とても喜んで頂ける技術なのです。
福田 聡
2012-05-28 (11 years ago)
以前は青いドアでした。
建物全体のリニューアルの際に
“真っ赤”に変わりました。
そのリニューアル前までは庇がなく、
南向きとあって雨掛かりも多く、
ドアの下の角が腐食してしまいました。
修理します。
悪くなっている部分を取ってしまいました。
新しい木を補充します。
もちろん、材料は腐食しない木です。
痛んだスチールは部分補修ではなく、
下部10cm程、全体をアルミの板で伏せました。
塗装は、プライマーを吹いた後、
かなり近い赤のスプレーで吹き付け。
既に雨掛りを少なくする施しを
していらっしゃったので、
それを見越しての作業で済みました。
そうでなかったら、
まず雨掛りをどうにかしないと・・
そちらが先のはずでした。
福田 聡
2012-05-26 (11 years ago)
床置き型のエアコンと
壁掛け型のエアコンを交換します。
まずは壁掛け型。
クローゼットドアの上に取り付いたエアコンは、
取り付けた当時でも
「これしかない」という高さの低いタイプ。
既存の管が隠蔽配管なので、
その管を利用して新しい機種を取り付けます。
外観の美しさを優先して、
出来るだけ管を外に見せないという施しです。
再利用にあたっては、
管の種類や電源の事など予めの調査と、
機器の取り付け方にはひと工夫必要です。
そして床置き型。
今では比較的珍しい「床置き」というスタイルは、
当時、部屋の大きさに対する容量の事と
やはり外に管を見せたくない事から
隠蔽配管にするためによく使っていました。
それにしても、この位置が問題。
取り替えにあたって、出来るだけ目立たない
露出配管を一部施し、
家具が窓と窓の間に納まるように
取り付けました。
つまり、元のエアコンの位置では
家具が窓に掛かっていたわけです。
微妙な位置関係ですが
それが気になり続けていました。
今回のエアコン交換には、
ひとつ大きな理由がありました。
「初孫がしばらく過ごすから・・」。
何事にも変え難い、
立派な理由です(^.^)
福田 聡