無駄な空間は存在しないでしょう。
![CIMG0073.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20130401224910_m.jpg)
屋根裏を使った2階の部屋の天井裏。
図面の中で、天井収納はしごで上がっている
この空間を納戸として使います。
![CIMG0072.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20130401225103_m.jpg)
この天井に・・
![CIMG0080.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20130401225123_m.jpg)
収納はしごをつける開口を開けました。
![CIMG9910.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20130401225228_m.jpg)
かね勾配の屋根裏は、図面で見るより
はるかに広い空間が取れています。
ここに、法規上許される範囲内で床と壁を作り、
納戸にするのです。
![CIMG0156.JPG](http://d-mainte.chicappa.jp/blog/images/20130401225637_m.jpg)
外壁の通気層と軒から入った空気の通り道になる
「垂木」の上側を塞がないように、
アルミの遮熱板が貼られた固形の断熱材を
隙間無く充填していきます。
こうする事で、本来なら、夏場だと息をするのも
大変な位熱くなる屋根裏が、しばらく過せる位の
「部屋」くらいまでにはなります。
元々ある空間を使えるように・・
建物の形を変える「増築」とは違って、
とても合理的で、近隣に何ら迷惑の掛からない、
みんなに優しい改装だと思います。
福田 聡