「現場に行かんで良かった~」
と、つくづく思ったものでした。
『Smoking Booth』の現場組立てが、一日遅れで
今日から始まりました。

型枠を外した土間に、墨を出します。

木製品なので、土間への直置きは厳禁。
重量のかかる箇所にパッキンをかまします。


10本ある柱は、土間に埋め込んだアンカーに“ポストベース”
という金物を取り付け、柱をボルトで固定します。
柱間には、やはりアンカーで固定した土台を敷き
柱をL型のアングルで固めます。
ポストベースでも十分強いですが、念のための施しです。

立てた柱の「立ち」を見て、頭を繋いでいきます。


方形屋根を形成する、垂木をかけていきます。

四隅と桁芯から寄ってくる垂木の中心は、幾何学的で
美しいですね。

予め製作していた飾りのパネルを取り付けて、骨組み
完了です。
このパネルが、筋交い代わりとベンチの背もたれになります。
明日は、野地板を貼って午後から屋根葺き。
同時にベンチの造作も進めていきます。
行き交う人達が、皆さん興味を持って見てくれて
完成を楽しみにしてくれているようです。
福田 聡