2012-05-18 (12 years ago)
ミルガードのケースメントサッシが
レバーを回しても戻って来ない・・。
特に大きな窓の場合に起こりやすく、
構造上の負荷が原因だと言う事を
以前も記載した事があります。
その負荷によって起こるダメージがこれ。
歯車が噛み合う所が、上に開いています。
テコの原理で窓の重量がオペレーターに掛かります。
弱い構造ではないですが、長年の負荷が
強い金属を曲げてしまいます。
取り替えです。
何度か曲がった箇所を万力で戻して
使ってみた事がありますが、
一度曲がった金属は、癖が付いて同じ症状が
出るまでに時間が掛かりません。
新品の同じ箇所。
明らかに違います。
残念ながら、現在「アーモンド色（ベージュ）」は
廃盤で、ホワイトしかありません。
後日塗る事としましょう。
余談ですが、
オペレーターはビスで固定されていますが、
何度も外したり付けたりしていると
受け側の樹脂が甘くなり、
ついにはビスが効かなくなる事も・・。
結構大切な注意点です。
福田 聡
2012-05-17 (12 years ago)
(有)トムソーヤビレッジの藤野社長を訪ねて
湯布院まで行って来ました。
湯布院インターを降りて、
由布院の町に向かう道の左手に
昔、喫茶店として建てたログハウスがあります。
道路際とは言え、山手を背景に
20年経ったログハウスは、味のあるその佇まいを
見せ付けているかのよう・・。
ひとしきり話しをした後、同社で建てられた
ログハウスをいくつかご案内頂きました。
圧巻の階段。
僕は輸入住宅に携わっている頃から、
「階段」には一家言あり、堅牢で美しく、
そして昇降しやすい階段を作る事に
かなりこだわって来ました。
何という段板の厚さ。
丸太を半割りにした巨大なササラに
この段板が、ホゾを切って突き刺さっています。
少し荒めに上り下りしても
まるでコンクリートで出来た階段のように
ほとんど振動がありません。
棟木を受ける束を支える梁。
その棟木。
ログには必需品の薪ストーブ。
初めて見るログハウスを堪能させてもらいました。
今回、トムソーヤビレッジさんを訪れたのは、
単にログハウスを見学させて頂くための
目的だけではありません。
新築後のメンテナンス業務を
Ｄメンテが請け負えないかとの
藤野社長からの相談があり
伺いました。
大変興味ある話しで、
面白い事になりそうです。
続きは
話しの進展具合にて・・。
福田 聡
2012-05-16 (12 years ago)
一緒でしょ。
僕の感覚では。
大阪市職員の入れ墨が問題になっています。
事の発端は、自動福祉施設の男性職員が、
子供達に腕の入れ墨を見せて威嚇していた事が
発覚したもの。
橋下徹大阪市長がこれを問題視し、
市職員に調査を行ったり、事によっては
免職まで言及している事で騒ぎになっています。
調べられる側や、それに違和感を覚える人達の
多くは「人権問題」を笠にしていますが、
僕は単なる「一般常識」の問題だと思います。
「入れ墨」はいけないが「タトゥー」なら
ファッションなので個人の自由。
その理屈がまかり通るなら
「入れ墨」と「タトゥー」の区別は何なのだろう。
龍なら入れ墨で、ドルフィンならタトゥー？
ファッションとして個人の自由を認めるなら、
肩から背中、腕に掛けて唐獅子牡丹を掘っているのも
認めなきゃいけないの？
全～部、バツでしょう。
日本人の多くは、入れ墨に任侠の世界を思い描いたり、
暴力的な象徴と見たりします。
それは、今現在の日本の紛れもない現状で、
「ファッションだから」と割り切れる人の方が
圧倒的に少ないはずです。
問題の発端となった職員は
自分の入れ墨（タトゥー？）を
まさにそういう活かし方で子供に
見せたのでしょう。
橋下徹市長の言う、
「公務員として」という職責を考える時に、
多くの市民に誤解を与えない身なりや言動は、
職務として必要でしょう。
彼の覚悟ある取り組みに
賛同します。
福田 聡
