2013-02-12 (12 years ago)
反省です。
てっきり『MARVIN社』の木製サッシだと
思い込んでしまったケースメントサッシです。
メンテナンスの内容は、この水滴。
先日、酷く寒かった日に、
この窓だけガラスに結露します。
新築後14年のお宅です。
ウェザーストリップの形が、少し角張っていますが、
ゴム系の樹脂なので、経年の硬化が起こっています。
こうなると密着しなくなり、
外の空気が微妙に入って来るわけです。
オペレーターの腐食。
FIXのハーフラウンドです。
スペーサー部分が、内部で変な具合にめくれてます。
そんなこんなの依頼を、代理店の方を通じて
メーカーに問い合わせてみたら、回答は・・
「当社の窓ではありません」
先入観でした。
確かに、ウェザーストリップは
見慣れたマーヴィン社のものではありません。
ハーフラウンドの感じも少し違います。
もう一度よく見て、
まずはメーカーの判別からやり直しです。
福田 聡
2013-02-08 (12 years ago)
時間が経てば、感じ方も変わるものです。
ほぼ2年前の、元々の姿です。
防犯上、改造した後の姿・・。
吹き抜けのある、大きなホールの中のドアなので、
ガラスの採光は、さして問題なかったのですが、
設置後2年経ち、家人の方の明るさに対する
感覚が少々変わられたようです。
少し、明かりを入れられないだろうか・・。
改めての改造のために
米国から取り寄せました。
『サーマトゥルー社』の装飾ガラスです。
以前のエッチング柄のガラスに比べると
ずっと華やかな、真鍮の装飾とカットガラスで
構成された綺麗な品です。
こちらのお宅では、ダウンライトや他の照明器具も
明るい物に替えて来ました。
元々、少し暗めの照明計画だった事もありますが、
年齢による照度への感覚の変化もあるようです。
実際、自分自身でも感じています。
「明るさ」への感じ方は、正に人それぞれなので、
先入観のない提案をしなければなりません。
福田 聡
2013-02-06 (12 years ago)
タイル仕上げのアイランドカウンター・・。
エッジの役物タイルが落ちて割れたのを
ご紹介したのが、もう1ヵ月以上前。
これがそのタイルです。
残念ながら、既に生産が終わっていました。
じゃあ、どうしようか・・。
割れたタイルのパーツはキチンとあるので、
接着剤で繋げようかとも思いましたが、
割れたタイルは、割れ口が刃物のように
鋭くなっていて非常に危険です。
じゃあ、どうしようか・・。
幸い、落ちたエッジは
アイランドのプライベート側になるので、
木で作る事にしました。
形はともあれ、三方のエッジのタイルが
上手く収まるように出来れば良しとしよう・・。
そんな話しをお客さんとして、
うちの大工さんに木の材料を渡したら・・
こんなのが出来上がりました。
手作業で、4時間ほどで作った
タイルと同じ形状のモールディングです。
いやあ・・
ここまでやるとは。
試し彫りから始めて4時間。
手作業と言っても、もちろん道具は使うわけですが、
あらためてその器用さに驚きます。
折角だから
色も精一杯近づけないと・・。
福田 聡