見本帳の依頼をかけたところ、「あっ」という間にこれだけ
の見本帳が集まりました。
送って頂いたものと、営業の方が持って来られたもの。
どちらにも熱心さが感じられます。


しかし、仕上がりの柄や色をイメージしてクロスを選ぶ時、
これだけサンプルがあるにも関わらず、
なかなか「これだ!」というものに行き当たらない事も
多いものです。
いえ、と言うよりも、
「無い」と言って等しいのかも知れません。
様々な人が真剣に描くイメージに、同じものは二つと無く、
そんなものが、ぴったしカンカンでサンプル帳に
あるわけがないですよね。
そこで、コーディネートが必要になるのでしょう。
世に『コーディネーター』という仕事がありますが、私は
『住宅』の“コーディネート”が一番大変だと思いますし、
それをこなせるコーディネーターは凄いと思っています。
十把一絡げ・・
それぞれの個性を持ったお客様のイメージを、ひとつひとつ
姿にして行く腕は、それもまた個性なのでしょうね。
福田 聡