
天井扇・・そういう言い方もありますが、本来は『パドルファン』
とか、『シーリングファン』と呼ばれます。
主に空気をかき混ぜるのが役割りで、扇風機のように
風をあてる事が役割りではありません。
昨日のエアコンの話しとリンクしますが、
暖気は上に、冷気は下に溜まるもので、偏りを改善する
ために活躍するのがシーリングファンです。
「空気の温度が分かれる程、天井が高くない」と
仰っているあなた、暖房が点いている状態で、手を天井に
かざしてみて下さい。
もったいないほど暖気が上の方に溜まっています。

それだけ重宝しているファンが壊れてしましました。
「NuTone社」の品物です。
20年ほど経っている品物なので、部品等の劣化や配線の
異常もあり得るかと、操作部、本体、それぞれ中を見て
みましたが、異常はありませんでした。
操作部の電源が本体に通ってはいるようなので、
リモコンに仕込まれている基盤の不具合と判断し、
今後、操作部の交換を行う手順を踏みます。
この機器は、あれば便利、無くても知っていなければ
必要としない・・という類いの品物かも知れません。
ただ、省エネが深刻に叫ばれている昨今では、
案外必需品のひとつだとも思います。
福田 聡