
でも、幸い今日は昨日のような猛烈な雨に
見舞われる事も無く
無事、屋根の遮熱塗装工事が完了しました。
小屋裏の断熱工事と併せての効果の程が楽しみです。

塗装工事の進み具合とのタイミングを見ながら
始まった、外壁のモデルチェンジも、下地作りが
着々と進んでいます。

外壁の一部を使って、新たに施す鏝塗り仕上げの
色合いとパターンを確認しました。

使用するのは『フジワラ化学』の『ジュラクペンアート』。
色合い、テクスチャー、防水性、弾性、
そして施工のし易さ・・
あらゆる面で、鏝で塗る外壁材として優れています。

今回は「ワイルドコテパターン」と呼ばれている
テクスチャーを模して、2色の材料を使って
塗っていきます。
色の混ぜ具合、鏝跡の出し方、大きさ・・
試し塗りをしながら最終的な塗り方が決まりました。
決めたとは言いながら、そこは人間の手で塗るもの・・
なかなか画一的には行きません。
そこがこの材料のいい所でもあるわけですが、
昔、この鏝目を出す塗り方がまだメジャーでは
なかった頃
亡くなった腕のいい左官さんが
「俺、鏡みたいに仕上げろって言われる方が
楽なんやけどな・・」
などと、ブツブツ言いながら鏝をランダムに
振るっていたのを思い出しました。
福田 聡