職人らしく聞こえるのは『溶接屋さん』ですね。

縁があって、
時折メンテナンスのお仕事を頂いている、
とある化粧品工場。
ここで、鉄骨組みの仕事をします。
付き合いの『溶接屋さん』に、
製作用の採寸に来てもらいました。
気合の入ったユニック車です。
20年物だそう・・。

ボイラー室から各工場棟に送られる配管を支える
鉄骨製の橋梁。

元々の作り方の不備も否めないところですが、
錆から腐食を起こし、耐力がかなり落ちています。


荷の掛かり方に耐えているものの、
あちこちに歪みや傾きが出ている様子で、
「結構」危険な状態。

全部取り替えてしまうのは、解体の際の
切断や焼き切りなど、配管にダメージを
与えてしまう作業が伴うので無理。
現況の橋梁を残しながら、
全体を支える鉄骨組みを補強で施す事にしました。
これまでの職種上、鉄骨は割りと範疇外。
専門に任せるのが一番。
博多の町に小さな(失礼)工場を持つ
この溶接屋さん。
うちの細かい要望に応えてくれる
貴重な業者さんです。
福田 聡