2010-08-19 (13 years ago)
言わずと知れた事ですが
雨漏れには必ず原因があります。
極端な大雨の後、窓の上枠の部分から
ポタポタと水が落ちて来ました。
新築後10年来見受けられなかった事です。
直上には、はね出し型のバルコニーがあり
FRPで防水が施されています。
掃き出し窓の下に巻き込むように塗ってある
FRPが、樹脂製の窓から剥がれている箇所があり
ここから雨水が染み入っているようです。
新築時の窓を収める工事の際には、様々な防水の
処理が施され、水が浸入した場合でも構造体には
到達しない事が基本になっています。
ただ、輸入の掃き出し窓とFRPとの取り合いについては
あっちを立てればこっちが立たず・・といった
難しい事がまま出て来て、施工も迷う事があります。
この場合、あまり複雑な事は考えず、剥がれた
所にプライマーを施した後、コーキングを
指で詰め込んでいくのが効果的でしょう。
原因がハッキリ分かる雨漏れは、その原因を
解決すれば良いわけですが
原因が分からない雨漏れはちょっと厄介です。
でも必ず原因はあるわけですので
理屈でメカニズムを紐解きながら
特定していきましょう。
必ず行き当たります。
福田 聡
2010-08-18 (13 years ago)
こういう工夫は大好きです。
最近では電気式の家庭用が普及してきた
『高圧洗浄機』ですが、プロが使う機械は
パワー溢れるエンジン式です。
洗浄するため噴射する水は、蛇口から直接
繋ぐのではなく、大きなポリ容器に溜めた
ものを吸い上げながら洗浄します。
この水が、洗っている間は出しっ放しの
溜めっ放しにしておかないと、いちいち溜めながら
作業をしなければならなくなります。
水がもったいないし、お客さんのお宅とは
言え、水道代が掛かるし、水浸しになるし・・。
塗装屋さんが、こんなのを作っちゃいました。
何と、フロート付きです。
ポリ容器に水が溜まって溢れる前に、浮き上がった
フロートが水を止めてくれます。
トイレのタンクと同じ原理です。
ずっと気に掛かっていたのでしょう。
確かに、作業中とは言えポリ容器から水が
溢れ出る様子は、何だか遣る瀬無い気持ちで
見つめる事が多かったです。
お陰で、その思いとはオサラバです。
塗装屋さん、「Good Job!」
・・肝心の塗装もよろしくね。
福田 聡
2010-08-17 (13 years ago)
お盆を過ぎて、少し秋の気分を醸し出したりも
しましたが・・ とんでもない。
なんと暑いんでしょう。
午後に現れる入道雲の勢いが違います。
何気に納涼感の漂うこの写真。
『関門橋』です。
下関で外装のリニューアル工事が始まりました。
アーリーアメリカンの可愛いお家です。
色々と悩まれた末、この写真のイメージで
外装をリニューアルする事になりました。
レンガタイルの色と雰囲気が、どうしても
合わない色を排除してしまい、反発色で
冒険する事が出来ません。
しかし、少し色褪せた現在より、メリハリの
ついた素敵な色合いになると思います。
やっぱり、まずは洗浄から・・。
さすがに今日は、カッパは着れません。
多少濡れた方が気持ちいいくらいです。
RC造りの擁壁や、アプローチの階段も一緒に
洗います。
猛暑の中、お家も気持ちよさそうです。
関門橋の写真を撮って帰った
吉原君の本州通いが
しばらく続きます。
福田 聡