比べて美しくない建物が横に並んでも
決して引き立ちません。
周囲に自然が映り込むか、何もないか・・。

この建物は後者のパターン。
周辺にこの建物の美しい佇まいを
遮る障害物は、何ひとつありません。

カバードポーチを備えた急勾配屋根を有する
ほぼ平屋建てのこの建物は、新築後13年を経た今も、
いや今だからこそ、その佇まいに重厚感を増している・・
そんな風にさえ見えます。

でも、洗って塗装をやり直します。
汚れた感じも『風格』として見えるのが
輸入住宅のいいところですが、
実際には塗料の保護材としての効果減に伴い
素地の劣化が進んでいるので
やはりメンテナンスが必要です。



いつものように、屋根から洗浄開始です。
周りに家が有ろうと無かろうと・・
何かが有ろうと無かろうと・・
天からの贈り物は変わりません。

一部屋根材が割れています。
修理が必要ですね。


アルミ製の樋も、腐食して穴が開いている
箇所があります。
これも修理です。
外部ドア周りの枠の修繕や
煙突トップの板金の修理・・
13年なりにやらなければならない事を
この機会に全てやろうと思います。
福田 聡