
お盆前にご連絡を頂いた時は、
お盆明けにでもという話しで、来週の月曜日に
伺う予定にしていました。
しかし、とうとうこの玄関ドアの鍵が開かなくなり
予定を早めて今日伺いました。

原因はこのデッドボルト。
サムターンになっている錠を回しても
空回りするばかりで、ラッチ棒が戻りません。

取り合えず、部屋内から分解して外しました。

原因はこれ。
キーやサムターンの回転をラッチ棒に伝える
重要なパーツです。

その回転を伝える金属製のかまぼこ型の穴が、
一部欠けています。
このため、この穴に差し込み回転させる棒が
空回りしてしまい、ラッチ棒が戻らなかったわけです。

下が新しい部品です。
これを取り替えて、「直接」原因は処理完了。

「間接」というより、起因と言っていい
本来の原因がこれを見たら分かります。
(ちょっとボヤけていますが・・)
ラッチ棒が擦れてついた傷が、本来納まるべき
ラッチ受けの穴の芯から少し下にずれています。
お家の方が仰るには、サムターンを回す時に
どんどん固くなっていったようで、
ズレから来る抵抗が原因です。
この無理が続くと鍵本体にストレスがかかり、
どこかが破損したり壊れたりするわけです。
今まで感じなかった
「何かが当たる・・」感じがあれば、
それは異常が始まっているサイン。
出来るだけ
この時点で手を打ちましょう。
福田 聡