その後の状態を見てみました。



丁度3年前に製作して取り付けた
木製の看板。
素材は『エコアコールウッド』です。
写真で分かるように、完全に濡れっ放しになる事が
分かっている中、風合いを保って作るには
やはり「木製」である事は外せず、
かと言って下手な材料を使うと反ったり割れたり、
時間が経つと見る影も無い状態になります。
無公害な特殊な加工をした『エコアコールウッド』。
材木は、九州の伐採杉です。
腐らない、反らない、干割れしない・・
(全て「・・しにくい」とあえて言い直しておきます)
その性能を信じて、雨ざらしの場所に
しかも組んだ状態で据え付けました。

期待通り、いや、期待以上に元気でした。
少々塗装が剥がれていますが、
もちろんこれは想定内。
タッチアップで済む程度です。

腐食が始まりやすいのは、こういう箇所。
組んで水はけが悪い所から腐り出します。
しかし、全く問題なし。

背側も青苔が生えているとは言え
問題なし。

幅の広い板ですが、反りも皆無。
脱コンクリートの風潮と合わせて
「木」が見直されている昨今。
現地調達の木材で、大きな木造建築も作られています。
そんな時代の呼び声に応える『エコアコールウッド』が
大きく脚光を浴びる日も近いと期待しています。
福田 聡