『フェンス』の基本形

横桟に縦板。


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簡単な作りのようで理にかなっている
このデザインのフェンス。

カジュアルなスタイルのアメリカ住宅を
象徴する一品です。



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先日の台風で、この綺麗なフェンスの一部が
壊れてしまいました。

強い風で外れてしまったようですが・・


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根本の原因は『腐食』にありました。

アメリカからの輸入品のこのフェンスは、
1枚の幅が8フィート(約2m40cm)あり、その横桟を
立てた柱に取り付けていくだけの造りになっています。



CIMG3736.JPG

材質はシダー(米杉)で、基本的に腐食に強い木材では
ありますが、どうしてもこういう合わさった箇所の
水分が乾ききれず、まめなメンテナンスをしないと
腐ってしまうのを否めません。


依頼は「修理」なのですが、
見渡すと無事なフェンスの方が少ない様子。

どうも全体の作り替えの方が
色んな意味でよさそうです。




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土留めで施されている枕木も、
何本か水の影響でスカスカになっています。

特に高さのある土を支えているわけではないので
急は要しませんが、完全に駄目な物は
やはり交換した方がいいですね。


「枕木」って腐らないと思っていらっしゃる方も
多いようですが、鉄道で使われる時は
水はけの良い石に埋もれているから持っているんですね。

結局はタールを塗りつけただけの「木」なので
常に水気に接していると腐ります。

敷石代わりに敷き込んである枕木も
大方腐っていますね。





「でもやっぱり木が似合うんだよな~」。

「アルミの白じゃなくて、ペンキの白なんだよな~」。



建物との雰囲気を崩さないで、
しかもメンテナンス性を考えて・・

何らか提案したいと思います。



福田 聡

ケースメント の オペレーター

16年間頑張り続けて来ました。



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ボウウィンドウに装着された『ケースメント』の
開閉は、このレバーを回転させて行います。


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回転はこのオペレーターのアームに伝わり
窓を押し出したり引っ張り込んだりするのですが、
窓自体の重量も結構なもので、オペレーターには
相当な荷重が掛かります。



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頑張り続けましたが、とうとう力尽きたようです。

開けて見ると、力を伝える歯車の部分が
抜けてしまいます。

元々着脱出来るような作り方ではないので、
綺麗な切り口ではありますが
引きちぎれたようです。




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幸い在庫のオペレーターがあったので
すぐに交換が出来ました。



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油を注して組み立てたら完了です。


お家の方の管理の仕方が良かったのでしょう、
よくある障子の下枠の腐食や、オペレーターの
ガイドの錆などはありません。


ケースメントの開閉は、この回転するレバーで行う
わけですが、締める時の残り1センチの隙間は
枠に付いている別のレバーで引っ張り込まなければ
なりません。

最後の引っ張り込みまで回転のレバーで
やろうとしたら、ねじれるような力がオペレーターに
掛かり、かなり強靭なこのパーツが
ご紹介のような状態になってしまいます。



マーヴィンのような木製サッシも、他の樹脂製サッシも
この『ケースメント』の開閉、特に閉める時には
引き込み専用のレバーを活用するようにして下さい。



長持ちさせる秘訣です。



福田 聡

基礎の中の水

ある会社の工場で
基礎の中に大量の水が溜まりました。



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基礎の中と言っても、住宅と違って
有効の高さで1m、スラブの厚みを入れて
1階の床まで約1m20cmあります。

建築後15年程経つこの工場では
幸か不幸かこれまで床下を覗く機会も必要も
無かったようで、
手洗い場の下を見なければならない事が
きっかけで床下点検口を開けたらこの状態。
当時のゼネコン系建設会社を呼んで
状況を確認、見解を得ていらっしゃいました。

依頼は、その建設会社の見解に対しての
第三者から見た客観的な整合性確認。

つまり「本当にそうなの?」という目で
見て欲しいという事です。



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水中ポンプを2台据えて
まずは水を吸い出します。

大きな工場の中で、
水が溜まっているスペースは約60㎡。

溜まっている水の深さが約20cmなので
水の量はざっと12㎥。

0.12㎥/minの能力の水中ポンプ1台で100分。
2台使用なので半分の50分・・。


そう簡単に行けばいいのですが、
実際には作業は6~7時間掛かりました。




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建設会社が出していた見解は、
建築当時に基礎の床面に取っていた水抜き用の穴から
何と地下水が染み入っているという事・・。


最終的に綺麗に水を抜いて、その穴の部分を見るに
確かに「ジワリ」と水が染み上がって来ます。

工場の方の「雨の後水位が上がる」という話も
その原因を裏付ける現象です。



1m20cmも掘り下げた時に、地下水の流れる道の事を
考えないで水抜き穴を開けたその行為に疑問を
感じますが、当時の経緯は分からないので
いたずらに責任云々は言えません。


止める方法は・・

非常に難しい問題ですが
現在担当の方と検討中です。



簡単には止まらないでしょう。



福田 聡
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