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福田聡の輸入住宅修繕日記

『フェンス』の基本形

横桟に縦板。


CIMG3746.JPG

簡単な作りのようで理にかなっている
このデザインのフェンス。

カジュアルなスタイルのアメリカ住宅を
象徴する一品です。



CIMG3731.JPG

先日の台風で、この綺麗なフェンスの一部が
壊れてしまいました。

強い風で外れてしまったようですが・・


CIMG3734.JPG

根本の原因は『腐食』にありました。

アメリカからの輸入品のこのフェンスは、
1枚の幅が8フィート(約2m40cm)あり、その横桟を
立てた柱に取り付けていくだけの造りになっています。



CIMG3736.JPG

材質はシダー(米杉)で、基本的に腐食に強い木材では
ありますが、どうしてもこういう合わさった箇所の
水分が乾ききれず、まめなメンテナンスをしないと
腐ってしまうのを否めません。


依頼は「修理」なのですが、
見渡すと無事なフェンスの方が少ない様子。

どうも全体の作り替えの方が
色んな意味でよさそうです。




CIMG3741.JPG

CIMG3742.JPG

CIMG3738.JPG

土留めで施されている枕木も、
何本か水の影響でスカスカになっています。

特に高さのある土を支えているわけではないので
急は要しませんが、完全に駄目な物は
やはり交換した方がいいですね。


「枕木」って腐らないと思っていらっしゃる方も
多いようですが、鉄道で使われる時は
水はけの良い石に埋もれているから持っているんですね。

結局はタールを塗りつけただけの「木」なので
常に水気に接していると腐ります。

敷石代わりに敷き込んである枕木も
大方腐っていますね。





「でもやっぱり木が似合うんだよな~」。

「アルミの白じゃなくて、ペンキの白なんだよな~」。



建物との雰囲気を崩さないで、
しかもメンテナンス性を考えて・・

何らか提案したいと思います。



福田 聡

ケースメント の オペレーター

16年間頑張り続けて来ました。



R0014560.JPG

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ボウウィンドウに装着された『ケースメント』の
開閉は、このレバーを回転させて行います。


R0014562.JPG

回転はこのオペレーターのアームに伝わり
窓を押し出したり引っ張り込んだりするのですが、
窓自体の重量も結構なもので、オペレーターには
相当な荷重が掛かります。



R0014563.JPG

頑張り続けましたが、とうとう力尽きたようです。

開けて見ると、力を伝える歯車の部分が
抜けてしまいます。

元々着脱出来るような作り方ではないので、
綺麗な切り口ではありますが
引きちぎれたようです。




R0014565.JPG

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R0014573.JPG

幸い在庫のオペレーターがあったので
すぐに交換が出来ました。



R0014577.JPG

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R0014580.JPG

油を注して組み立てたら完了です。


お家の方の管理の仕方が良かったのでしょう、
よくある障子の下枠の腐食や、オペレーターの
ガイドの錆などはありません。


ケースメントの開閉は、この回転するレバーで行う
わけですが、締める時の残り1センチの隙間は
枠に付いている別のレバーで引っ張り込まなければ
なりません。

最後の引っ張り込みまで回転のレバーで
やろうとしたら、ねじれるような力がオペレーターに
掛かり、かなり強靭なこのパーツが
ご紹介のような状態になってしまいます。



マーヴィンのような木製サッシも、他の樹脂製サッシも
この『ケースメント』の開閉、特に閉める時には
引き込み専用のレバーを活用するようにして下さい。



長持ちさせる秘訣です。



福田 聡

基礎の中の水

ある会社の工場で
基礎の中に大量の水が溜まりました。



CIMG3581.JPG

基礎の中と言っても、住宅と違って
有効の高さで1m、スラブの厚みを入れて
1階の床まで約1m20cmあります。

建築後15年程経つこの工場では
幸か不幸かこれまで床下を覗く機会も必要も
無かったようで、
手洗い場の下を見なければならない事が
きっかけで床下点検口を開けたらこの状態。
当時のゼネコン系建設会社を呼んで
状況を確認、見解を得ていらっしゃいました。

依頼は、その建設会社の見解に対しての
第三者から見た客観的な整合性確認。

つまり「本当にそうなの?」という目で
見て欲しいという事です。



CIMG3586.JPG

R0014494.JPG

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水中ポンプを2台据えて
まずは水を吸い出します。

大きな工場の中で、
水が溜まっているスペースは約60㎡。

溜まっている水の深さが約20cmなので
水の量はざっと12㎥。

0.12㎥/minの能力の水中ポンプ1台で100分。
2台使用なので半分の50分・・。


そう簡単に行けばいいのですが、
実際には作業は6~7時間掛かりました。




R0014490.JPG

建設会社が出していた見解は、
建築当時に基礎の床面に取っていた水抜き用の穴から
何と地下水が染み入っているという事・・。


最終的に綺麗に水を抜いて、その穴の部分を見るに
確かに「ジワリ」と水が染み上がって来ます。

工場の方の「雨の後水位が上がる」という話も
その原因を裏付ける現象です。



1m20cmも掘り下げた時に、地下水の流れる道の事を
考えないで水抜き穴を開けたその行為に疑問を
感じますが、当時の経緯は分からないので
いたずらに責任云々は言えません。


止める方法は・・

非常に難しい問題ですが
現在担当の方と検討中です。



簡単には止まらないでしょう。



福田 聡
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