2012-02-13 (12 years ago)
排水が詰まるケースが続いています。
今回は、洗濯機の排水。
戸建てで洗濯パンを設置しているケースは
多少珍しいと言えますが・・
洗濯機を外してびっくり。
流れきれずに逆流してきた排水が
洗濯パンに溜まり、
新しい洗濯機を設置してまだそう経って
いないながら、結構な汚れが付いています。
排水管の詰りも心配しましたが、
原因はこの洗濯パンの排水口だけでした。
見えているこの器の中に、臭いを防止するための
トラップの役割りで、もうひとつ器が
入っています。
そこにもうひとつ筒状の部品が入って
臭気防止は厳重に出来ているのですが、
如何せん、水の流れ口がひどく狭くなって
しまい、汚れが溜まっていく原因に
なります。
そこに追い討ちをかけるのが
外の排水枡に設けられた「排水トラップ」。
『ダブルトラップ』の状態になると
流れないまではならないものの
流れる勢いが弱められ、ゴミや汚れが
残りやすくなってしまうのです。
このダブルトラップを解消するため、
洗濯パンのトラップシステムは取り除きました。
最近の斜めドラム方の洗濯機は、
昔の物と比べて、設置の仕方も要領が要りますし、
そもそも重くて簡単には動かせません。
同じ事はもう起こりませんが、
せっかくなのでピカピカにしました。
ザーザー流れる心地良さを
味わえるはずです。
それが普通なのですが・・。
福田 聡
2012-02-12 (12 years ago)
これだけ悪天候に見舞われた
リニューアル工事は初めてでした。
特に雪や低温に悩まされながら
足場を架けて以降、ほぼ3週間。
やっと仕上げのタッチアップに至り
今日で完了です。
大変な状態になっていた屋根も
見違えるようです。
素材の加速度的劣化が心配されましたが、
もうこれで大丈夫。
厳しい天候の中、
やれる事をやれる時にやる・・
そんな方針で、塗装屋さんにも
不定期な関わり方で頑張ってもらいました。
通常の工期と比べて、ほぼ倍でしょうか。
そんな工事環境の中でも
青空に映える
綺麗な建物に生まれ変わりました。
福田 聡
2012-02-10 (12 years ago)
先日ご紹介した「パティオのロック」と同様、
今回もメーカー不明で、
少々時間がかかりました。
16年前に建てられたお宅に付いている
輸入の樹脂製サッシ。
向かって左側がケースメント。
右側はフィックスです。
当時建築した会社はあるのですが、
残念ながら窓のメーカーなどの情報が
ありません。
実は、今回の案件は、その建築会社からの依頼です。
取り替えが必要なのは、
開閉のためのオペレーターと
枠側に取り付いているアーム付きのレール。
よく交換する部品です。
金具を全て交換しました。
一緒に上枠用の部品も交換です。
開かなくなってしまった窓が
開くようになりました。
窓のメーカーが分からず、
やはり写真や大きさなど、見た目の情報だけで
アメリカの担当の方が探し出してくれました。
建設会社さんからの依頼の仕事でしたが、
ご入居者さんも建設会社さんも
交換出来る事にホッとされた様子です。
あらためて、やっている事の
意義の大きさを感じたひと時でした。
それにしても、またまた寒かった。
福田 聡
