福田聡の輸入住宅修繕日記

手に入ったバランサー

2012-10-11 (11 years ago)

以前修繕を承った、メーカー不明の輸入サッシ。
写真やインターネットの情報を送り、
アメリカで探してもらっていた交換部品が
無事届き、修繕に至りました。

シングルハングの可動窓が、
バランスが悪く左右均等に上がりません。

ミルガードやプライジェム社などの樹脂製サッシで
同様の事が起こりますが、
障子の両側に吊る為についている
「バランサー」という部品が
壊れているために起こる現象です。

吊り上げておくためのワイヤーが切れています。

やっとの思いで入手した
バランサーに取り替えます。

取り替え後は、左右安定して
開閉もラクラクです。

一緒に承っていた、
割れたガラスの交換。

これもちょくちょく承りますが、
交換用のガラスは日本国内で作れます。

特に輸入住宅メーカーに依頼したわけでなく、
カナダの設計者を通じて自己輸入的に
造られた賃貸住宅。

この段になると少々大変ではありますが、
何とかなります。

少し時間が掛かりましたが、
全て完了です。

福田　聡

2012-10-09 (11 years ago)

“見慣れている”という事は
大いなる安心感でもあるのでしょう。

輸入住宅で造られたクリニック。

新築開業当初に設置された看板台は、
その風合いと素材感、そして患者さん達の
評判も含めて、先生の大のお気に入りです。

しかし、建築当初、通常の構造材に防腐塗料を
施しただけだったので、その後のメンテナンスの
行き届かなさも手伝い、その形状は何とか保ちつつも
崩壊の一歩手前まで来ていました。

「元のままで作って下さい」。

先生の言葉に、細かい採寸をして
製作開始です。

使用する材料は、もちろん『エコアコールウッド』。
今回は、そう簡単には腐りません。

作れるところまで作って、
現地に持ち込みました。

元の看板台さん、ご苦労様でした。

特に、土に直に乗っていた足の部分の
腐食が酷かったので、
今回は一旦ブロックを埋め込んで乗せます。

乗せた分、少し高めになりましたが、
全く変わらず完成しました。

後は、足元にお花やアイビーなど
這わせてあげれば
きっと映えるでしょう。

いつ伺っても患者さんの絶えない
こどもクリニック。

先生のお人柄と可愛い建物が
弱った子供を元気付けるのでしょうね。

福田　聡

2012-10-08 (11 years ago)

取り替えの機器はもうありません。

30cm幅の食洗機です。

これまで幾度か修理をして来ましたが、
また同じ症状での故障・・。
取り替える時期が来たようです。

ただ、残念ながら現在同じ幅の食洗機は存在しません。

45cm幅の最新型に交換する事にしました。

とは言え、15cm大きくなるわけで、
全体の幅を大きく出来ない寸法取りのため
どこかを縮めるしかありません。

シンクベースを小さくするわけにはいかないので、
食洗機と反対側に収まるキャビネットを外し、
替わりに小さめの収納を作る事にしました。

どうやら、雑誌類やプリント類、
そして電話の子機などが
周辺に溢れている様子・・。

上の段は、子機や小物が置ける棚、
下の段はプリント類も合わせて収められる
マガジンラックにしました。

この機会に、新築当初は色々な面で諦めた
コーリアン(人工大理石)のカウンタートップに交換。

エッジは掘り込みの多い、
少しエレガントなスタイル。

今までタイルのカウンターだった事もあり
アンダー型がオーバー型で使用されていたシンクも、
アンダー型の納め方で綺麗です。

11年目のプチリフォームですが、
食洗機の大きさ、カウンターの清潔さ、
収納のバージョンアップ・・

美しさも増して、
ストレスが解消しそうです。

福田　聡

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