2012-12-27 (11 years ago)
玄関ドアが、中からは開かないけど
外からは開く・・。
そんな連絡で伺いました。
こちらの操作では開くのですが・・
こちらの操作では開かないんです。
内外どちらの操作でも、
このラッチが同じ様に動くはずなのですが・・
外したラッチ。
これに異常は見当たりません。
内側のドアノブ。
大きな異常は見当たりませんが、
棒状の部品に、何やら見慣れない凹みが・・。
なるほど・・。
こういう組み合わせになるのですが、
ラッチの可動部で擦れる箇所が
凹んでいるようです。
簡単に言うと、削れて凹んだ分
ラッチの引き込みが薄くなっているもの。
このパーツさえ交換すれば良いのですが、
これだけがパーツであるかどうか、
会社の在庫を探してみる必要があります。
無ければ、残念ながらノブ自体の交換です。
いつも書いているように、
ノブの内部に定期的に注油出来れば、
防げた現象です・・が、
なかなかそうはいきませんよね。
開けてみて分かる事は、
開けてみないと分かりません。
福田 聡
2012-12-25 (11 years ago)
以前在籍していた輸入住宅会社の
少し古い物件でした。
カウンターの天板を
『タイル』で仕上げる事はよくある事でしたが、
エッジを役物のタイルで回す事は、
そうそうありませんでした。
なぜなら、日本のメーカーに
そういう役割りのタイルが多くは無かったから・・。
ご覧の画像のタイルは
アメリカの『Florida tile』社の品物です。
当時、アメリカで建材を集めてくれる会社から
フロリダタイル社のサンプルが届いた時は、
タイル文化の違いをまざまざと感じた事でした。
そんなエッジのチェアレールタイルが
何の前触れも無く落ちてしまいました。
怪我こそ無かったものの、
残念ながらタイルはバラバラ・・。
出来れば同じタイルで補修したい・・。
可能性は非常に薄いですが、
形状と寸法を元に、探してみようと思います。
無かった場合の補修の仕方も
頭にはありますが、
まず探してみよう・・。
ほんの
1枚の事なんですけどね。
やっぱり綺麗なだけに、
元に戻したいんです。
福田 聡
2012-12-23 (11 years ago)
思い入れのある美しい建物を
引き立ててくれるようなガレージを・・
色々な案を考えて来ましたが、
このデザインに落ち着きそうです。
姿も美しく素材感に溢れた住宅に似合うガレージ・・
時間が経って自然に歳をとった風合いの住宅に、
住宅と同じ素材のガレージは、
見た目が新し過ぎる。
全く違う素材ですが、
時がもたらせてくれる風合いを最初から
出そうとしたら・・レンガ。
そしてそれを酷く強調しないデザイン。
切妻屋根や出ている軒は、
小さな建物の中では威を張り過ぎます。
出っ張る部分を少しでも慎ましく・・。
最終的に行き着いた考え方です。
高さも極力抑えているので、
縦横のバランスを図るため、基礎の部分にも
レンガを施し、少しでも壁の高さが
低く見えないようにします。
ただ・・
ここで大切なのは、
レンガ(タイル)のテクスチャー。
考えるところの風合いを醸し出してくれる
レンガがうまく見つかるか・・
大切で、
且つ難題なのです。
福田 聡
