色んなメーカーがありますが、共通して言える事は・・
“デザインと色は、日本製にない物を持っているが、
作りの緻密さで言うと、やっぱり日本製・・”
という事でしょう。
もちろん、ロックの機能も備わっている必要があるので、
とても頑丈には出来ていますが、基本は「住んでいる人が
メンテナンス出来る」ように、それほど複雑な構造には
なっていません。
簡単な構造なだけに、こういう事も起こったりします。

このノブの・・

こんなものが外れてしましました。
そう滅多に外れる物ではありませんが、外れてしまう
環境が整えば、こういう事もあります。



分解して修理しているところです。
慣れれば、ドアからの取り外しも難しくないですし、
大体の原因を把握、修理出来るような作りです。

無事、外れた部品は取り付きました。
ドアノブは、その殆どの部分が金属で出来ています。
言わずと知れた事ですが、動かす金属ですので、
時折油をさしてあげる事が大切です。



外して油をさせればベストなのですが、なかなかそうも
行かないでしょうから、この写真のように動く所の隙間に
ノズルで揮発性潤滑油(5-56など)を注しましょう。
動きも良くなりますし、破損や劣化を防ぐ予防にもなります。
※潤滑油は、「シュッ」と一振りで十分です。
鍵に関してですが、こんな部品もあります。

鍵を閉めた時に、ラッチ棒が丸見えの状態。

ラッチ棒を守る“ガードプレート”を取り付けます。

全く見えなくなり、細工が出来ません。
ちょっと前から問題になっている“ピッキング”を
防止するための、『ディンプルキー』も用意があります。
でもやっぱり、綺麗なカットガラスが入ってたり、好みの色で
塗装したドアに、日本製のドアノブは合わないんですよね。
福田 聡