
1階のフレンチドア横の壁に、
突然現れた小さな汚れ・・!?
いや、よく見ると染み・・?
いやいや、もっとよく見ると・・ 「穴」です。

直下のクツズリや巾木の様子。
『白蟻』に間違いないでしょう。
問題は「イエシロアリ」か「ヤマトシロアリ」か。
「イエ」だと大きな被害に繋がります。
「ヤマト」だと、比較的部分的な被害。


外を点検すると、問題のフレンチドアに近い
テラスの土間部分に『蟻道』が確認出来ました。

駆除の事を考慮して、
いたずらに蟻道を傷つけたり崩したりしません。
分かりにくいですが、下の方に写っている
葉っぱの先の方に小さな穴を開けました。
開けた白蟻業者さんが、開けた瞬間に
「イエシロアリですね」
穴を空けたのと同時に、群れを守る役割の
『兵蟻』が顔を出したらしく、
そこでの判断でした。

床下も点検してもらいました。
幸い「巣」はもちろん、蟻道も見受けられず、
被害が広範囲には渡っていない事が
推測されます。
これから駆除に掛かります。
イエシロアリである事から、セントリコンシステムを
使って、2~4ヶ月掛けての『根絶』作業です。

建物の壁にシロアリが巣食う場合、
雨漏れ、水漏れとの関係性が否めません。
そこに、写真のような
土台水切りに被る土間があれば、
シロアリの格好の侵入口となり得て、
被害を受ける確率が高くなります。
特に注意が必要な箇所です。
福田 聡