枠の合わせ目や繋ぎ目などから吹き付けた雨が
染み入っていきます。



ドア下の、よく見るとピンポイントから雨水が
入って来ている事がよく分かります。


未だ湿り気が残る部分も含めて、腐食した箇所を
取り除いていきます。
こればかりは、どこまで腐食が進んでいるのか
外して行かないと分かりません。


補修する事を考えながら、最小限にして
最大限の範囲、痛んでいる物を外していきます。


新築施工時の水切りシートが効いていたおかげで
構造用の床合板は、表面の色が変わる程度で
腐食には至っていません。・・良かった。

湿っている所を乾かす時間を取るため、復旧は
何日か置いて行います。
その間、段差をカバーするための合板を敷きました。
あえてウッドフロアーを直線でカットしたのは、
勝手口にあたるドア下なので、雨天時にドアを
開けた時に影響が少なくなる事を考えて、300角
タイル1枚分スペースを空けました。
ただ、仕事中に家主さんとお話しをする中で、
今回この事が起こっている『ヌック』の床自体を
タイルにしちゃいましょう・・
という話しが弾み、近日中に素材と貼り方を
提案します。
補修もさる事ながら
楽しみな計画に変わりつつあります。
福田 聡