
その大工さんが11年前に初めて手掛けた輸入住宅。
『ノースウエスト社』の建物です。
当時、“本物(本場)の”にこだわって作っている
輸入住宅は随分少なくなっていて、
そんな中でも、全国展開のノースウエストは
こだわりを持って輸入住宅を建てていたという
印象があります。

パッと見でこだわっているか否か、それが分かる
ポイントを押さえていますね。

話の始まりは、その大工さんからのデッキの作り替えに
あたっての材料の相談でした。
屋根や外装の塗り替えの事も合わせて相談を受けながら、
「あんた、してくんしゃい。」
(「良ければあなたがお客様と話を進めてくれませんか」の意。)
との要請を受け、大工さんの執り成しで
リニューアルのお仕事を頂く運びになったのです。

一昨日から、早速デッキの解体に入りました。
大工さんの作業場に納品したデッキの材料は
前塗装が終わって明日現地に運び込まれ、
組立ての作業が始まります。
その手の良さと現場の綺麗さに惚れ込み、
同級生の気軽さもあって、昔からの付き合いの
ように感じている大工さん。
自然体で接する事の出来る
数少ない友人の一人です。
福田 聡