2012-08-08 (11 years ago)
新築後15年程経つお宅の
ケースメントサッシです。
メーカーは『ミルガード社』。
当時は、大変メジャーに取り扱っていた
メーカーの窓で、
その事から、現在そのメンテナンスが
増えてきています。
アクシデントとして多いのは、
滑り出しの障子を引き込む、この枠側に着いた
部品と、それを動かすレバー。
もう一つ、開閉を操作するオペレーターも
磨耗等による破損が多いですが、
今回は上のケースです。
今回のケースは、最後の引き込みが出来なく、
窓が最後まで閉められないというもので、
分解して調べると、部品に破損はなく
潤滑油を注して滑りを良くすれば直りました。
ケースメントサッシの場合、
左右どちらかを軸に「吊っている」というのが
基本的な構造で、さらに、開閉はレバー系の
オペレーターで障子の重量を操作するという
物理的には部品に負荷がかかる構造です。
その部品の負荷を少しでも軽くする手段・・
「油」です。
使用頻度にもよりますが、
揮発性の潤滑油を
必要な箇所に定期的に・・
言うほど簡単な事ではありませんが、
長持ちの秘訣です。
福田 聡
2012-08-06 (11 years ago)
「まだやってなかったの?」
と怒られそうですが、ちょっと前に
ご紹介したステンドグラスの飾り枠が
出来上がりました。
窓枠の内法に合わせて、
パネル状の枠を作ります。
既にステンドグラスが、存在感を
十分醸し出しているので、派手にならず、
さりとて単調にならぬよう
デザインしました。
元々、この窓から射す陽を抑える事が目的なので、
ステンドグラス以外からは陽が入らないように
というのも、このパネル型にした理由です。
あとは着色して取り付け。
急がねば・・。
福田 聡
2012-08-05 (11 years ago)
時々起きている
ガレージドアの不具合。
ドアパネルのヒンジが外れてしまいます。
ヒンジは溝の深いコーチスクリューで
締め付けられており、通常繋がっているだけの
負荷で外れるような事はありません。
もちろん同じ穴にビスは効きませんので
補強の板を付けてヒンジを取付けます。
繋がっている5枚のヒンジの内、
順に外れながら最後まで残っていた端のヒンジが
下地のパネルに大きなダメージを与えていて、
リベッターで板を取り付ける事が出来ないので
裏からボルトで挟み込みました。
ヒンジの修理だけと思い一人で出向いた現場・・。
状況的に2枚のパネルは外す必要があり、
悩んでもしょうがないので一人で始めました。
・・何とかなるものです。
手前味噌ですが、
これまでの経験値が役に立ちました。
それにしても、
何度か同じ作業をして来ているこのガレージドア。
根本的な原因を
解決する必要がありそうです。
福田 聡