『インターホン』は便利な品物です。
大昔は声やノック、ひと昔はチャイム、ちょっと昔は声だけの
インターホン、ちょっと前からカメラ付きが当たり前。
今では子機が付いたり、画像が記憶されたり、声色を変えられたり・・。
その機能は留まる事を知らず、日に日に便利さを増しています。
『カメラ付きインターホン』のカメラが用を成さなくなってしまい、
門柱内での移動の依頼を頂きました。

これは移動後の写真ですが、移動前は右手の木の側に付いており、
来訪者が全くカメラの前に立てない状況でした。

[元の位置]

出来るだけコードを這わせたくないので、可能な限り
穴を貫通させて、そこを通すようにしました。

移動後の位置です。
器具の周囲と元の穴にコーキングを施し、完了です。
ところで・・
ここから先の話しは始めての経験ではなく、インターホンの異常・・
例えば音が出ない聞こえない、押さないのにピンポンが鳴るなど、
電気系の異常が疑われる時は、インターホンの子機(外の器具)
の内部に何らか異物が浸入している事がよくあります。
(子機には、中に水が溜まらないように下の方に隙間があります)
その異物、ハッキリ言って「虫」が弱電の媒体になり、ピンポンが
鳴ったりするのです。
今回も内部には、大量の蟻と何だか分からない系の卵やサナギ、
触りたくない幼虫などがヌクヌクと暮らしていました。
弱電でも通電しているので、多少は暖かいのでしょうか・・。
以前冬場に同じような事をやった時も、たくさんの方々が
片を寄せ合って暮らしていらっしゃいました。
フタを開けるのは、そう難しい事ではありませんので、
定期的に内部を掃除する事も必要です。
かなり時間が経っている場合は、投げ捨てる事が
ないよう、ご注意下さい。
福田 聡
少々グロなネタになりましたので、
爽やかな画像をひとつ。

向かいの池に咲いた蓮の花です。