そう聞くと怖そうですが、
決してホラーの話しではありません。

インターホンの話・・。
そう、「ピンポンダッシュ」の話し・・
でもありません。もちろん。
このインターホンが突然鳴ったり、
逆に訪問者が押しても鳴らなかったり、
異常な動作が続いているのです。

お話しを伺うと、お客様の手で綺麗にされてますが、
機器の中に蟻が巣を作っていたとの事。
以前も同じような現象をご紹介しました。



綺麗とは言え、基盤がダメージを受けている
可能性が否めないのと、門柱との取り合いに防水措置が
施されていなかった事も気になったので、
念のためもう一度清掃して、防水措置も施しました。
数日後・・
「やっぱり鳴りました」。
お電話を頂きました。
残念ながら交換です。

門柱には配線用のCD管がレンガを
切りかいで通されています。
問題はこの隙間。
通常レンガ積みの門柱は中が空洞になっており、
その底にコンクリートを打っていなければ
土がそのまま残っています。
その土からニョッキリ出ているCD管は
暖かなインターホン機器内へのホットライン。
嬉しそうに登ってくる
蟻の姿が目に浮かびます。

柱の中はどうしようもないので、
出口を塞ぎます。
結構多いんです・・
このトラブルが。
気付きにくい箇所なので、
点検が必要ですね。
福田 聡