『マーヴィンの表装補修』をやりました。

5連のボウウィンドウの縦枠2ヵ所が
こういう状態になっていました。
フレームの芯材に貼ってある
木の単板が浮いて、所々剥がれています。



単板を剥ぎ取り終わりました。
ケースメントの枠は、樹脂製のフレームに
木の単板を貼った作りになっています。



剥がした跡のシールの残りも綺麗に取ります。

さて、『ダイノックシート(住友3M)』登場。

色、木目、結構な種類があるので、
かなり近い品がありました。

貼ってローラーで押えた後です。

これが、驚くほど色合いもテクスチャーも合っていて、
言われないと貼り替えた事は分からない程・・。
僕らを始め、お客さんも、職人さんすらも
びっくりするほどの出来上がりでした。
毎度『ダイノック』には驚かされます。
どうして単板が剥がれたか・・。
確定的な事は分かりませんが、
かなり日当たりが、特に朝日がまともに当たる
場所なので、この2ヵ所の枠だけが
製品的な原因でボンドが剥離したのでしょう。
全てがこうなっていくわけではありません。
ご安心を・・。
福田 聡