ベイト工法の『セントリコンシステム』で駆除を
始めたものの、なかなかヒットせず
シーズンオフに入りました。
今年のシーズンに入ってから改めて具体的な存在の
兆候が確認でき、ピンポイントで駆除施工再開。

『白蟻』駆除の完了に伴い、最も被害の兆候が出ていた箇所の
補修に掛かりました。


そこは、外から建物の内部に通じる設備用の開口が
作られており、蟻道が確認出来ます。
乾式工法のタイル目地が、妙な状態で外れており
その中を見るとやはり蟻道が確認出来ます。

お家の中のこの箇所は、浴室が位置している角の所で、
幸い片側の面はほぼ被害に遭っていないようです。



被害箇所を取り除き、防腐防蟻処理を施した材料で
構造材を入れ直していきます。
例年で言うと、11月に入ったら白蟻の活動はほぼ休止し
被害のスピードもグッと落ちていきますが
今年はまだまだ日中は暑いくらいの日が続いています。
被害の有無の点検、やっていない白蟻対策を
やるのに、まだまだ遅くはないようです。
取り上げさせて頂いたお宅では
白蟻壊滅を見届けてから始めることにしていた
待ちに待った電気温水器の取り替えと
浴室のリニューアルが始まります。
仕上りが楽しみです。
福田 聡