タイトルに『天窓』と書いて、普通の窓を『壁窓』とは
言わないよな・・などと考えてしまいました。
『ルーフウィンドウ』と言う呼び方もありますが、
“屋根の窓”というのは、そもそも日本の建築の中では、
気候の関係から言っても、「あり得ない」存在なのかも
知れません。
だから“天井の窓”なのでしょう。
屋根は雨を受けるカ・ナ・メ。
そこに穴を開けて、窓を着けるなんて、やはりこれは
欧米の文化でしょう。
ただ、VELUX社の天窓は、そんな日本の感覚を嘲笑うかの
ように、あちらこちらで取り付けられ、室内に快適な
環境を提供しています。
もちろんそれは、雨や風に対する耐久性が極めて優れて
いるからこその事でしょう。
それでも不具合は起こります。

室内から天窓を開けるための“取っ手”が破損したので、
修理の依頼を受けました。

室内から見上げたところです。

VELUX社窓専門のメンテナンスの方に依頼をかけました。
依頼を受けた建物の屋根が緩勾配だったので、屋根の
上からの作業が出来ました。

窓本体を外しての作業です。

品物をしっかりと理解している上での仕事には、
そつも無駄も無い心地良い流れがあります。
必要にして最短の時間で、作業が完了しました。
この夏一番の暑さの中、高い所での作業・・
大変お疲れ様でした。
福田 聡