
5~6月と11月頃の年2回、定期点検のご契約を
頂いているお宅の点検に本日伺いました。
時期的には、ちょうどシロアリの活動が活発に
なり出し、そして活動が弱まる頃に合わせています。
もちろん、水廻りや建具廻り、機器の調子や
樋の詰まりなど、他にも点検するポイントは
たくさんあるのですが、『被害』が想定される
“シロアリ”の早期発見に重点を置いている
と言っても言い過ぎではないでしょう。

床下の点検も行いますが、まずは目に付く『埋った木』・・。


枕木を始め、木の支柱やフェンスの柱が、喰われて
スカスカになっていないか、コンコン叩いて
音で確認して行きます。
枕木だろうと、防腐処理がされている木だろうと
埋っていればシロアリの格好の餌です。
気を付けましょう。

点検の際に、建具の丁番に潤滑油を注しながら
進んで行きます。

滑り出し窓のオペレーターにも一吹き・・。

頻繁に動かす鍵やラッチにも一吹き。
金属とは言え、擦れたら擦り減ります。
特に扉の丁番は、常に重量が掛かった状態で擦れますから
いつも油が効いている状態が理想的です。
扉が、特に重たい外部ドアが、今まで当たっていなかった
所に当たり出したり、ギィギィ言い出したら要注意。
丁番が擦り減ってしまって、使えなくなる事も
よくある事です。

「よ~く見て行くニャ!!」
「はい。」
幸い、大きな異常は見当たりませんでした。
次は秋の点検です。
福田 聡