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福田聡の輸入住宅修繕日記

定期点検(2年目)

昨年は6月23日に行っています。


R0013415.JPG

5~6月と11月頃の年2回、定期点検のご契約を
頂いているお宅の点検に本日伺いました。

時期的には、ちょうどシロアリの活動が活発に
なり出し、そして活動が弱まる頃に合わせています。

もちろん、水廻りや建具廻り、機器の調子や
樋の詰まりなど、他にも点検するポイントは
たくさんあるのですが、『被害』が想定される
“シロアリ”の早期発見に重点を置いている
と言っても言い過ぎではないでしょう。


R0013413.JPG

床下の点検も行いますが、まずは目に付く『埋った木』・・。


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枕木を始め、木の支柱やフェンスの柱が、喰われて
スカスカになっていないか、コンコン叩いて
音で確認して行きます。

枕木だろうと、防腐処理がされている木だろうと
埋っていればシロアリの格好の餌です。

気を付けましょう。





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点検の際に、建具の丁番に潤滑油を注しながら
進んで行きます。


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滑り出し窓のオペレーターにも一吹き・・。


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頻繁に動かす鍵やラッチにも一吹き。


金属とは言え、擦れたら擦り減ります。
特に扉の丁番は、常に重量が掛かった状態で擦れますから
いつも油が効いている状態が理想的です。

扉が、特に重たい外部ドアが、今まで当たっていなかった
所に当たり出したり、ギィギィ言い出したら要注意。


丁番が擦り減ってしまって、使えなくなる事も
よくある事です。





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「よ~く見て行くニャ!!」



「はい。」

幸い、大きな異常は見当たりませんでした。


次は秋の点検です。



福田 聡

大きな 『パティオ・ドア』

アクシデントとは言え
かなり驚いたんじゃないでしょうか。



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エクステリアや、植木の手入れの事でお世話になっている
業者さんから「S.O.S」です。

定期的に手を入れている、綺麗なお庭の草刈りの
最中に、石が跳ね、大きなパティオドアの
ガラスを割ってしまった様子・・。

ガラスだけで、幅が1m10cm、高さが2m30cm強ある、
非常に大きなパティオドアです。



R0013376.JPG

強化ガラスなので、粉々になっていますが
草刈り機で弾いた小石(?)は、かなりのスピードで
ガラスに当たり、4mmもの厚さの強化ガラスをも
打ち砕いたのでしょう。

経験から言うと、割れた時は「ボンッ!」という
大きな音がしたはずです。

状況を我が身に置き換えて想像してみると
背中に冷たいものを感じてしまいます。



R0013377.JPG

詳しく測ってみると、ガラスの厚みが約4ミリ、
スペーサーの厚みが約16ミリ、ペアガラスなので
合計24ミリの厚みで製作しなければなりません。

しかも前述の大きさ・・。


やっちゃった業者さんが呼んだ近所のガラス屋さんが
「無理です」と言って帰ってしまうのも、
いたって仕方のない事だと思います。



日本の規格のガラスの厚みとスペーサーの厚みを
組み合わせても、完全に同じ厚みのペアガラスには
成り切れませんが、「ほぼ」同じ位までは
製作出来ます。

調整材を使って何とか納まるでしょう。




居心地の良いリビングから
この大きなパティオドアを通して見る庭は、
家主さんが、お気に入りの椅子で朝の1~2時間を
新聞購読にあてられる、大切な空間と時間の一部。

まさに“パティオ”ドアとしての役割りを
果たしているこのドアを、早く修理しなければ
なりません。



福田 聡

水漏れの後始末

ある日突然“切れて”外れた給水管からは
家人が居ない間、止め処なく溢れ続け、
ついにはプールの状態になるまで溜まり続けて
いたそうです。

その後、床下に影響が出ていない事は
点検に伺い、確認していました。



CIMG2283.JPG

CIMG2284.JPG

でも、プール状に溜まった水で、
仕上げの“CFシート”や、下地の調整合板が
痛んでいるのでは・・というご心配もあり、
可能な限り取り替える事にしました。

確かに、端の方の一部は、表面に比べたら水の
吸収が多かったのでしょう・・
黒ずんでいる様子が見えます。



CIMG2967.JPG

CFシートを剥がし終わりました。
2ヶ月程の時間が経っている事もあり、
幸い湿っているような様子は見られません。


CIMG2969.JPG

勝手口の際の辺りが、多少腐食が始まりつつあるような
様子がありますが、それでも随分乾いています。


CIMG2978.JPG

作業が大事になるので、キャビネットは取り除かずに
丸鋸が入る限度まで、調整合板を切り取ります。

こちらのお宅では、19㎜厚のオークのウッドフロアーと
高さを揃えるため、12mmと5.5mmの合板が重ねて
貼ってあります。


CIMG2983.JPG

二重の合板は、全く湿った様子はなく、順番に剥がすと
15.5㎜厚の構造用合板が姿を現します。

これも全く湿っておらず、少し黒ずんで見えるのは
新築時の、フレーミングの際に貼られた床合板が
割りと長い間さらされ、日焼けするからです。


どうやら、水漏れの影響はほぼ皆無と言っても
支障がなさそうです。




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剥がした時と逆の順番で、新しい合板を貼っていきます。
念のため、新しい合板には“耐水合板”を使っています。



CIMG3013.JPG

CFシートを貼る、下地作りです。
全工程を1日で終わらせるため、ドライヤーで
乾かします。


CIMG3015.JPG

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ここまで来たら、もう後は早いです。
仕上げのシートを貼って、
隅々にコーキングを施し、完了。

とても美しい姿に戻りました。



福岡から山口県防府市に出向いての仕事です。

職人さんと道具をワンボックスに、
材料を軽トラに乗せ、
朝早く出発して夜遅く戻る強行軍でしたが、
ポスト取付けまで合わせて完成出来ました。



完了出来て「ホッとした」空気が
何とも言えず心地いい帰路の車内でした。



福田 聡
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