気づき難いんです・・

発生した時期と発見のタイミングが悪ければ
大変な事になり兼ねないトラブルです。



CIMG2738.JPG

バルブの交換で時々登場するこのフォーセット。


CIMG2722.JPG

ベースキャビネットの前に、不自然な水溜りが
出来ている事に気付き、中に入っている物を除けて
見てみると・・

水漏れを起こしていました。

前の晩にご連絡を頂いた時に、止水栓を閉めて頂く事を
お願いしていたので、その後の水の供給は無く
すでに乾き始めていました。



CIMG2724.JPG

閉めて頂いていた止水栓を、水とお湯と順番に開けて
いくと、お湯の方を開けた時に、水栓金具との
ジョイントの部分からスタスタと水が漏れ始めました。

じっくり見てみると、どうやら破損や劣化ではなさそうです。


CIMG2728.JPG

ジョイント部のナットを締めてみると、
明らかに緩んでいる感触が伝わって来ます。

緩み無く、締め過ぎず・・

手で加減を確かめながら締めると
程なく漏れは止まりました。


「よし、完了!」



念のため、水とお湯を流しながら30秒程凝視していると・・

まだ漏れています。

他の箇所から。




CIMG2736.JPG

漏れて来たのは、この水とお湯の混合部の部品。

上から差し込まれているボルト状の本体にねじ込む
構造になっていますが、そのねじ込み部から
ジワっと漏れて来ています。

確かに、緑青の噴き方が、これまで多少なりとも
漏れていたんだという事を感じさせる
状態になっています。



CIMG2733.JPG

CIMG2730.JPG

外してみると、こういう部品でした。

下からの押えの緩みと、パッキンの劣化が原因のようです。



CIMG2737.JPG

輸入の器具なので、手持ちのパッキンではサイズが合わず、
周りを切り取って既存のパッキンとダブルで噛ましてみました。


CIMG2734.JPG

下からナットを加減良く締め上げて、処理完了。

水を出したりお湯を出したり、両方一緒に出したり・・
色々と長い時間試してみましたが、
漏れは見受けられず、今度こそ完了!



建築後15年が経つと、
昨日まで締まっていたものが今日は緩んでいるような事が
往々にしてあります。


幸い、今回は不自然に出来た水溜りのおかげで
比較的早く発見でき、腐食に至るような被害は
ありませんでした。

まだそう暑くない時期である事も
幸いだったと思います。



築年数を考えると
他の箇所の点検もお奨めですね。



福田 聡

火災報知機の位置

ご要望があり、ちょっと前にご紹介した
『Panasonic社』の火災報知機を
取り付けに行きました。



R0013188.JPG

R0013192.JPG

今回取り付けた台数は、
“煙探知型”が6台と、キッチンに取り付ける
“熱感知型”が1台。

一般的な住宅と比較したら、ちょっと多めです。



R0013194.JPG

R0013200.JPG

単に火災報知機を取り付けるだけの事ですが、
結構神経を使うんです。

それは、取り付け位置。

基本的に法規上決められている位置・・
と言うよりも、離さなければならない寸法、
例えば、壁から60cm以上離すなど
いくつかの決まりがあります。

それをクリアーしながら、それでも出来るだけ
目立たず、違和感が無いように・・


もちろん、物体が天井に取り付くわけですから
見えなくなるようには出来ないものの、
少しでも違和感を覚えないようにというのは
取り付ける位置で変わってきます。



R0013196.JPG

天窓を挟んで、ダウンライトと対称に付けてみました。


R0013197.JPG

R0013200.JPG

「目立たないように」と端の方につけるのではなく、
シーリングライトやダウンライトがあったら
壁面に平行になるようなライン上に付ければ
案外自然に見えるものです。


R0013189.JPG

ドアなどの開口が近ければ、その開口の芯に付ける。



つまり、原則は既に天井にある物や
整然と位置している物とのバランスを考えて、
火災報知機を付けた事で天井が「ガチャガチャ」に
ならない事に気を使う事。

これが大切です。



公共施設や人が多く集うような建物は
天井にたくさんの設備が付いています。

並べ方に気を使い、規則性を持たせて
施工している天井は、
何故か気にならないものです。




こんな事を考え出したら
変に天井が気になり出しますが・・。



福田 聡

「家族」のため

少しずつ広がりました。


DSC00036.JPG

掃き出し窓から出た所にある『濡れ縁』です。

写真の奥の方を見ると色の違う部分がありますが、
これは、年老いて動きが少々おぼつか無くなり出した
愛犬が、濡れ縁の下に入る時に少しでも風通しが
いい所をつくってあげたいという配慮です。


DSC00037.JPG

今度は、家の中からほぼフラットに繋がる
その濡れ縁を広げて、濡れ縁の上で過ごさせる
ようにと、製作の依頼を頂きました。

上には、ほとんど雨が掛からないような屋根が
掛かっています。




DSC00038.JPG

デッキ並みの広い濡れ縁が出来上がりました。

これから梅雨の時期に入り、老犬には厳しい湿度との
戦いも、比較的風の通るこの空間で、隙間が
たくさんあるこの『濡れ縁』の上で過ごしたら
きっと快適に居られるでしょう・・。



そんな、掛替えの無い“家族”への思いが
あふれた依頼でした。



福田 聡
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