現場施工が始まりました。


垂木の「受け材」になる梁を、建物の壁に取り付けてます。
最終的に板金をかぶせて防水しますが、
ビスを打ち込む部分には、コーキングを挟み込んでいます。


今回のパーゴラは、既存の“手摺り”を利用して作ります。
手摺りの上に、柱を立てるための金物を固定します。
アメリカ製の金物ですが、かなり頑丈に固定出来ます。


通しのボルトとビスを使い、金物に柱を取り付けます。
正面からと側面からの“立ち(垂直)”を見ながら固めていきます。
建築は何でも同じで、水平垂直が基本ですね。

3本の柱に、水平を見ながら梁材を取り付けます。


建物側の梁も柱に取り付けた梁も、予め垂木を乗せる箇所を
かぎ込んでおり、計算通り(少々窮屈な箇所もありながら)
組み合わさっていきます。


柱を挟むように取り付けた2枚の梁の間に雨樋を入れ込みます。
ここいらが、「テラス屋根じゃなくパーゴラ」の真骨頂なのです。

夕暮れ時まで掛かりましたが、組立てまで無事に完了しました。
この後、ポリカーボネートの屋根材の施工、樋のつなぎ、
金物の塗装やタッチアップ・・
もう一日、こういった仕上げの工程が必要です。
組んだ後、ポリカの採寸を行いました。
品物の到着を待ち、施工は来週末頃になるでしょう。
福田 聡