昔の在来工法の家などは、殆んどがそうだと思います。

従来の日本家屋は、束立てで床下を高くする事で
風通しを良くし、建物の外周より建物下の土を
盛り上げる事で湿気を溜めない・・などの工夫を
して来ました。
ひと頃から、建物の外周に基礎を廻す『布基礎』工法が
主流になり、家の床下は風が通りにくくなり
やもすると空気が澱みがちな空間になってしまい
それは、無垢の木材には大きな影響は与えませんが
新建材の合板には、てき面影響を与えます。

貼り替えの合板には『耐水合板』を使いました。
合板は、いくつかの木材の層を接着剤とプレスで
固めているため、水、湿気には非常に弱く
水気が想定される箇所には、耐水性を高めた
『耐水合板』を使った方が良いでしょう。


455mm間隔で入った大きな根太の上に貼った
耐水合板を下地に、12mm厚のフローリング材を
貼っていきます。
施工前の踏み心地とは
雲泥の差になるはずです。
福田 聡