2011-03-02 (14 years ago)
「誘われて」と言ったら
少し軽々しい言い方かも知れません。
ただ実際、寒い時は実感を持って考えられなかった事が
暖かくなったから現実的に考えられるようになる、
という事はよくある事です。
特に、僕らのような仕事をしていると
1、2月を過ぎる頃は、それを臨場感を持って
感じられるのです。
昨年末頃からご提案していた
『屋根付きデッキ』作りを着工しました。
ここに元々あった木製デッキは、残念ながら
完全に使えないほど腐ってしまいました。
南側に面したキッチンの勝手口から庭に出る
ワンクッションとして
そしてとても便利なアウトドアリビングとして
屋根の付いたデッキを作ります。
まずは整地。
ちょっと凸凹がひどいので、ある程度まで
均します。
束石の下にはモルタルで根を入れておきます。
材料はもちろん『エコアコールウッド』。
せっかく作る“ひと部屋”です。
長持ちさせましょう。
一週間ほどの工程で
進みます。
福田 聡
2011-03-01 (14 years ago)
ちょっと便利なアイテムの紹介です。
何でしょう?
つまみを引っ張るとワイヤーが出て来ます。
反対側の壁に、伸ばしたワイヤーを引っ掛ける
付属のフックを取り付けます。
室内物干しワイヤー『pid』です。
伸ばして引っ掛けたらこちらのボタンで
ワイヤーを固定。
結構な重量に耐えます。
お風呂で室内干しをする時、換気扇を回して
やればかなり効果大です。
なかなか格好良くしようと思われない便利な
アイテムが、格好良くなった・・
という例でした。
福田 聡
2011-02-28 (14 years ago)
とてもお気に入りの色とテクスチャーでした。
鏝塗りの仕上げながら、出来るだけ鏝目を
付けずに少し押さえてスタッコ調の目を
出した外壁仕上げは、その濃い目の黄色との
相性も良く、オーナーさんのお気に入りの
仕上げです。
近くに山林が多いのと、植木が多いのと相まって
特に北側の面に多量の胞子が着いています。
外装のリニューアルにあたって最終的に決めたのは
「塗らない」事・・。
鏝塗りの外壁は塗り込む材料そのものが仕上げの
色になっているので、塗装の塗膜と違って
汚れで「色が隠れる」事はあっても
「色が取れる」事はありません。
塗ったらどうしてもそのテクスチャーを微妙に
変える事になるリスクを回避して、念入りに
高圧洗浄をする事にしました。
現在緑色になっている胞子やカビの根が残らない
ように、予め薬品を施しておきます。
水圧で仕上げを痛めない様気を付けながら
丁寧に緑の汚れを落としていきます。
深い所に入り込んだ色はどうしても取れない
箇所もありますが、新築の時の感動が蘇る位には
十分なりました。
いや、それが返って深みを増してくれて
『味』にすら感じます。
塗るリスク、塗らないリスクをよくよく
考えた上での成功例だと思います。
福田 聡