2010-06-14 (14 years ago)
床下の水道配管からの水漏れを
チェックするのが、主な目的でした。
確かに、耳を澄ますと「シュー」という音が
浴室の下辺りから聞こえて来ます。
床下に潜ってみると・・
管の腐食が原因でしょう。
わずかずつではありますが、確実に漏れています。
至急の修繕工事を施す事にしました。
ただ、今回床下に潜ったのは、この水漏れの
確認のためだけではありません。
もうひとつの目的は
ある業者さんから出ている、基礎補強(らしき)工事に
掛かる45万円弱の費用の妥当性の確認・・。
判断は『必要なし!』
費用の掛け方に問題ありです。
建築後35年経っている住宅なので、もちろん色々と
メンテナンスが必要なポイントはありますが、
逆にその年数が経っているこの作り方の建物に、
しかも基礎だけにその金額を掛けるかとなると・・
???・・。
床下から床裏を見上げたところです。
9㎜程度の厚みの、合板で作られた床材の裏側が
見えています。
冬は冷たいでしょう・・。
少々ブワブワしている合板の継ぎ目に補強を入れて
「ブワブワしないようにする」工事も
一緒にする事にしました。
高齢のお母さんが一人で暮らすこの家。
色んな意味で『守り』が必要です。
福田 聡
2010-06-12 (14 years ago)
当然の事ながら、毎年確実に歳を重ねています。
一昨年より去年、去年より今年と
スムースな動きが多少(?)鈍っていたり、
ちょっとだけ(?)間違いが増えて来ていたり・・。
うちの大工さんは、齢72歳。
正直、力仕事はもうやってもらうわけに行きません。
でも、この材料から・・
このフローリングを作るんです。
午前中だけで・・
しかも「自動カンナ」や「卓上ノコ」など無い中で。
フレンチドアのクツズリ辺りから漏れた雨水が
オークのウッドフロアーを腐食させてしまいました。
腐食部を部分交換したいのですが、材料が廃盤のため
作る事にしたのです。
予め外して来ていたサンプルを基に
寸分違わず作りました。
着色も艶出しも上手くいき、今日現地での
取り替え作業が行われています。
「うちの大工さん、やっぱ上手いわ !」
福田 聡
2010-06-11 (14 years ago)
2階の夏の暑さを和らげる方策を
いくつか施して来ました。
最後の仕上げです。
10年前の当時は、住宅の計画換気に関する
法律はまだ整っておらず、強制的なものは
ありませんでした。
今回、足場も組んで工事もしやすいので
暑さを常時排出させる意味も含めて
給気口を各部屋に取り付けました。
給気のための開口を外壁に開け、塩ビの管を
中に入れます。
外のカバーは、外部の音が漏れて入りにくい
仕様の物を選んでいます。
排気はトイレに施してある換気扇を利用します。
24時間換気の方式なので、強い力でどんどん
換気するのではなく、ゆっくりゆっくり常に
換気します。
施した断熱の補助的な役割を
担ってくれるでしょう。
福田 聡