ような簡単な構造になっていますが
反面、ちょっとしたアクシデントでバランスを
崩してしまうという危うさも秘めています。

向かって左上のパネルの繋ぎ目がなんだか変です。


どうやら、パネルとパネルを繋ぐ金物のビスが
パネルから引き抜かれるように外れているようです。

何のストレスもなく正常に動いている時は、こういう
引き抜けるような外れ方はまずありませんが
何かがぶつかったりといったアクシデントがあれば
わずかのバランスの狂いで、ジョイントの金物などに
日に日にストレスが掛かり、引き抜ける事があります。

引き抜けた跡を綺麗に均します。


ガレージドアパネルは、表面はスチールですが内部は
ウレタンが充填されているので、ビスを効かせるために
アルミの板をリベッターで取り付けます。


ビスでは多少不安なので、下穴を開けて少し太めの
リベットでかしめます。
アルミ板の厚みでバランスを崩さないように
気を付けながら、作業は完了しました。
アメリカでは家主がメンテナンスをするのでしょう。
日本では・・
一に『興味』、二に『要領』、
三四がなくて五に『道具』・・。
簡単ではないですね。
福田 聡