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福田聡の輸入住宅修繕日記::基礎の中の水

基礎の中の水

ある会社の工場で
基礎の中に大量の水が溜まりました。



CIMG3581.JPG

基礎の中と言っても、住宅と違って
有効の高さで1m、スラブの厚みを入れて
1階の床まで約1m20cmあります。

建築後15年程経つこの工場では
幸か不幸かこれまで床下を覗く機会も必要も
無かったようで、
手洗い場の下を見なければならない事が
きっかけで床下点検口を開けたらこの状態。
当時のゼネコン系建設会社を呼んで
状況を確認、見解を得ていらっしゃいました。

依頼は、その建設会社の見解に対しての
第三者から見た客観的な整合性確認。

つまり「本当にそうなの?」という目で
見て欲しいという事です。



CIMG3586.JPG

R0014494.JPG

R0014489.JPG

R0014488.JPG

水中ポンプを2台据えて
まずは水を吸い出します。

大きな工場の中で、
水が溜まっているスペースは約60㎡。

溜まっている水の深さが約20cmなので
水の量はざっと12㎥。

0.12㎥/minの能力の水中ポンプ1台で100分。
2台使用なので半分の50分・・。


そう簡単に行けばいいのですが、
実際には作業は6~7時間掛かりました。




R0014490.JPG

建設会社が出していた見解は、
建築当時に基礎の床面に取っていた水抜き用の穴から
何と地下水が染み入っているという事・・。


最終的に綺麗に水を抜いて、その穴の部分を見るに
確かに「ジワリ」と水が染み上がって来ます。

工場の方の「雨の後水位が上がる」という話も
その原因を裏付ける現象です。



1m20cmも掘り下げた時に、地下水の流れる道の事を
考えないで水抜き穴を開けたその行為に疑問を
感じますが、当時の経緯は分からないので
いたずらに責任云々は言えません。


止める方法は・・

非常に難しい問題ですが
現在担当の方と検討中です。



簡単には止まらないでしょう。



福田 聡
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