案外微妙なバランスなんです。
アメリカのクローゼット用ドア、
『バイフォールドドア』は折戸になっていて
吊り元の上下の軸と、上枠に付いたレールを伝う
可動側のローラーで構成されています。
時折ご紹介する、吊り元側のトラブルの次に
多いトラブルが、このローラー破損。
既に取り替えた跡の写真ですが、
左の新しいローラーに比べて、外した方は厚みが
薄くなっている様子が分かります。
薄くなっているのは、磨耗したのが原因。
磨耗したのは、スプリングで上側に圧力が掛かっている
このローラーが、ドア下に付いている高さの調整が
上がり過ぎていた事で強くレールに押し付けられた
状態になっており、それで開閉を続けたから。
新築後5年近く経つお宅ですが、
新築時の初期設置の問題と思われます。
状態としてベストなのは、
ローラーがレールにはまって、上側に
少し遊びがある程度の設置です。
昨日ご紹介したドアノブと同じで、
単純な構造のメカが壊れるには
それを誘発する原因があるものです。
福田 聡
クローゼットドアのローラー
2012-05-10 (11 years ago)
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