
以前にもご紹介したことのあるパワーコンディショナーです。
宅内にあり目立たないけど、太陽光パネルが作った電力を、
宅内で使えるように変換するとても大切な機器です。
この機器の性能も、太陽光発電システムに大きく影響します。

パワーコンディショナーは通常、ブレーカーの近くに設置することが多いです。
ブレーカーへの配線が必要な為、1時間程度停電します。

宅内配線、機器取付が終わったら、電力メーターの取付準備です。
電力メーターは後日、電力会社が取り付けるので、その準備だけしておきます。
電力会社がメーターを取り付けにきて、ようやく工事完了です。
太陽光パネル、内部機器取付は1日で終わるのですが、
電力会社がメーターを取り付けに来るまでが、電力会社の都合次第なので、
かなり待ち遠しい時間になります。それまで太陽光発電システムは使用できません。

ようやくメーターの取り付けも完了し、稼動開始!

発電量もおおよその予想通りでています。
先日、設置させていただいた会社の方から、
電気代が約半分になり、しかも売電分が戻ってきたと、ご連絡をいただきました。
お使いになっている電力も環境に良いものだと安心できますよね。
そんなお話を聞いて、自分が使う電力は、何から作られているのか?という、
今まであまり深く考えもしなかったことに気が付きました。
スイスなどの環境先進国では「電力選択制」が導入されているそうです。
まだまだ太陽光や風力などの環境に優しいものほど割高なようですが、
コストよりも環境を選択するユーザーが多いようです。
日本でもこんな制度が導入されれば…、今後に期待です。