太陽光発電システム施工3日目、ついに太陽光発電パネルの設置です。
屋根の上に載っているものを見ることはあれど、
なかなか近くで見る機会のないものです。
多結晶シリコンという素材で、これに太陽光が当たることにより発電します。
シリコン結晶に光が当たると、電子が移動して・・・、
それにしても考えた人はすごいですね。
1枚ずつ慎重に屋根の上に運びます。
前の日に取り付けた金具の上に載せ、配線を繋ぎながら固定していきます。
整然と並んでいく様子は、見ていて気持ち良いものです。
パネルカバーやアースなど、必要部材を取り付けて西側の屋根が完成しました。
前の日は曇り、ときどき小雨で工事も中断しつつ進んだのですが、
今日はこれでもかの快晴!作業も順調に進みます。
直射日光を浴び、屋根材も長く触れないほどの熱さです。
おそらく50度以上はあるのではないでしょうか。
太陽光発電パネルも屋根材と同じように、
常に直射日光に当たっているので熱いのですが、
その下の影になっている部分の屋根材はぜんぜん熱くありません。
夏の暑い日、屋根材が熱くならないということは、
日中だけでなく日が落ちてからも、より涼しく快適に過ごせます。
太陽光発電パネルを屋根に載せる、意外と知られていないメリットかも知れません。
南側の太陽光発電パネルも載せ終わり、ようやく形になってきました。
これから、住宅の屋根に太陽光発電パネルが載っていることが当たり前、
という世の中になると言われています。
外観への影響も計画、施工時の気の使い方で最小限に抑えることができます。
まして、それが環境保護に貢献していると考えれば、綺麗なものにも見えてきます。
次回は、宅内のパワーコンディショナ設置と、
実際の発電量を確認する為のシステムについてお伝えします。