今日は、大工さんを含めてＤメンテの全員が
長崎のあちこちに出向く事になりました。
平本君と大工さんは『平戸市田平町』に向かいます。
田平町は、長崎の北部というか日本本土の最西部に
位置しており、『平戸島』に渡る平戸大橋の
入口がある町です。
小さな町ですが、昔からカトリックの色合いが濃い町で
いたるところに教会や、それらしい雰囲気の
建築物が目につきます。
綺麗な教会ですね。
観光に行ったわけではありません。
この町に輸入住宅を建てた方から、ＨＰを通じて
マーヴィンの修理の依頼を頂きました。
何度となくご紹介している修繕内容です。
この「修繕日誌」をご覧頂いて、修理が可能である事を
ご存知になったそうです。
まず、腐食した下枠を取り除きます。
縦枠の切り取る箇所に墨を入れます。
腐食部分の切り取り完了。
ボンドとフィニッシュを使って、削って作った
新しい部材を固定します。
予め作って来ていた、新しい下枠を取り付けます。
下枠は、縦枠にホゾを切って噛みこませています。
今回は、クリアラッカー仕上げの窓の修繕だったので
色が完全には合わない事を前もってお話しした上での
作業でした。
それでも、開閉不能になっていた窓が問題なく
開閉出来るようになって、お客様も大喜び。
福岡から言うと、高速道路を使わないで行く
かなり遠い所の部類に入る場所でしたが、
やっぱり喜んで頂けると行った甲斐があります。
ちなみに吉原君は佐世保、私は諫早に足を運んだ
のですが、田平町での仕事の紹介が長くなったので、
続きはまた後で・・。
福田 聡